Ingredient Analysis

イオウ

成分 9件の商品に配合 ID: 1598
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-25

安全性
+20

素材の品質
-15

使用感
基本情報
成分名イオウ
医薬部外品名イオウ
慣用名・別名硫黄、サルファー
INCI名Sulfur
化学式S
分子量32.065 Da
由来鉱物
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜6.5
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +35
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

自然界に存在する元素(硫黄・S)。皮脂腺を正常に調整する作用や殺菌・抗菌作用を持ち、ニキビ予防・フケ止めに有効な医薬部外品有効成分。角質タンパク質と反応して硫化水素などを生成し、角層剥離・ピーリング効果も発揮。還元漂白作用による美白効果もあるが、皮膚乾燥・発赤・皮膚炎などの副作用リスクも伴う成分。

イオウの解析

イオウ(硫黄)は、元素記号Sで表される無機化学物質。石油の精製過程(脱硫装置)から回収される薄黄色〜黄色の微細な結晶または結晶性粉末で、化粧品・医薬部外品の有効成分として長い使用歴を持つ。

主な作用は3つに整理できる。①抗菌・殺菌作用:皮膚上で徐々に硫化水素やポリチオン酸(特にペンタチオン酸)に変化し、アクネ菌(Cutibacterium acnes)やマラセチア菌などを抑制。②角質溶解・ピーリング作用:角層のタンパク質と反応して角質を柔軟化・剥離させる。③皮脂抑制作用:過剰な皮脂分泌を正常化し、毛穴詰まりの予防に貢献。これらの作用によりニキビ予防・フケ止め・脂性肌ケアに配合される。

また、還元漂白作用によるメラニン生成抑制・美白効果も古くから知られており、かつてはクリームや洗顔料に美白剤として使用された歴史がある。疥癬・水虫などの寄生虫性・真菌性皮膚疾患の外用治療薬としても用いられる。

注意点として、皮膚乾燥・発赤・発疹・接触皮膚炎のリスクがあり、高濃度での使用は刺激が強い。水・アルコールにほとんど溶けないため製剤化に工夫が必要。過酸化ベンゾイル・レチノイドとの併用では刺激が増強するおそれがある。日本では医薬部外品の有効成分として承認されており、規制下で管理された濃度範囲での使用が求められる。

相性の良い成分

サリチル酸 過酸化ベンゾイル レゾルシン

相性の悪い成分・混合注意

金属塩類 還元剤