Ingredient Analysis

オレフィン(C14-16)スルフォン酸Na

アニオン界面活性剤 11件の商品に配合 ID: 40350
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名オレフィン(C14-16)スルフォン酸Na
医薬部外品名テトラデセンスルホン酸ナトリウム
慣用名・別名オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、AOS
INCI名SODIUM C14-16 OLEFIN SULFONATE
化学式C14-16 アルキルスルホン酸ナトリウム混合物
由来植物性
推奨配合濃度3〜8%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア6/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ アニオン界面活性剤
オレフィン(C14-16)スルフォン酸Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +45
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +25
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数14〜16のα-オレフィンをスルホン化したアニオン界面活性剤(AOS)。ヤシ油由来で生分解性はやや良好だが、洗浄力・脱脂力はラウレス硫酸Naと同等以上。泡立ち・泡切れに優れ食器用洗剤にも多用される。肌・頭皮への負担が大きく、シャンプーでは補助洗浄剤との組み合わせが一般的。

オレフィン(C14-16)スルフォン酸Naの解析

オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(AOS:Alpha Olefin Sulfonate)は、炭素数14〜16のα-オレフィンを三酸化硫黄でスルホン化・中和したアニオン界面活性剤の混合物。主にアルキルスルホン酸塩とヒドロキシアルキルスルホン酸塩から構成される。

原料はヤシ油・パーム核油由来とされ「植物由来」と表現されることもあるが、洗浄特性は石油由来のラウレス硫酸Na(SLES)と同等かそれ以上の脱脂力・起泡力を持つ。酸性域でも活性を保ちやすく、泡立ち・泡切れに非常に優れるため、食器用洗剤(いわゆるAOS配合製品)から頭皮用・ボディ用シャンプーまで幅広く採用されている。価格が安価で大量生産向きという経済的優位性も大きい。

一方で安全性・肌負担面では懸念が多い。強い脱脂力により皮脂や角質バリアを過剰に取り除くリスクがあり、乾燥肌・敏感肌・ダメージ毛では使用後の乾燥・つっぱり・肌荒れを招きやすい。ラウリル硫酸Naほど皮膚浸透性は高くないとされるが、頭皮や毛髪への刺激は依然として強い部類に入る。そのためシャンプーに配合する際はアミノ酸系界面活性剤やベタイン系界面活性剤と組み合わせて刺激を緩和するのが業界の標準的アプローチとなっている。

生分解性はSLESよりやや良好とされ、環境負荷は相対的に低い面もあるが、製造工程でのスルホン化プロセスに伴う環境負荷は無視できない。EWGスコアは3程度で中リスク帯に分類されることが多い。皮脂過多・ワックス系整髪料の多用者には洗浄力が有効に機能するが、ドライ・ダメージヘア・敏感肌への使用は慎重であるべき洗浄特化型成分といえる。

相性の良い成分

コンディショニング剤 マイルド界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 両性界面活性剤