Ingredient Analysis

ラウレス-5酢酸Na

アニオン界面活性剤 15件の商品に配合 ID: 45855
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ラウレス-5酢酸Na
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
慣用名・別名ラウレス-5カルボン酸Na
INCI名Sodium Laureth-5 Carboxylate
化学式C12H25(OCH2CH2)5OCH2COONa
由来半合成
推奨配合濃度2〜15%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウレス-5酢酸Na(現称:ラウレス-5カルボン酸Na)は、ポリオキシエチレンラウリルエーテルに酢酸基を付加した酸性石けん型アニオン界面活性剤。弱酸性域でも安定した起泡・洗浄力を発揮し、一般的な石けん系洗浄剤より低刺激。シャンプー・洗顔料・ボディソープなど幅広く配合される。

ラウレス-5酢酸Naの解析

ラウレス-5酢酸Naは、現在の化粧品表示名称ではラウレス-5カルボン酸Naと呼ばれる、酸性石けん(エーテルカルボン酸塩)型のアニオン界面活性剤である。医薬部外品表示名称は「ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム」。化学的にはラウリルアルコールにエチレンオキサイドを5モル付加したポリオキシエチレンラウリルエーテルの末端ヒドロキシル基を酢酸(カルボキシメチル)化し、ナトリウム塩としたものである。

最大の特徴は、pH 4〜7の弱酸性域でも安定した洗浄力・起泡性を維持できる点にある。通常の石けん(脂肪酸塩)はアルカリ性でなければ洗浄力を発揮できないが、本成分はエーテルカルボン酸型であるため弱酸性処方への配合が可能。頭皮・皮膚のpHに近い弱酸性シャンプーや洗顔料において、穏やかな洗浄成分として積極的に採用される。

洗浄力はラウレス硫酸Na(SLS/SLES)などの硫酸系と比較して中程度。過剰脱脂を抑えながら皮脂・汚れを適度に除去できるため、乾燥肌・敏感肌向け処方や低刺激処方に向く。同族のラウレス-4カルボン酸Naより洗浄力がやや強く、ラウレス-6カルボン酸Naより若干強い傾向があるが、EO付加数の違いによる差は僅かである。

安全性面では皮膚刺激性が低く、眼刺激性も比較的穏やかとされる。エチレンオキサイド付加由来の1,4-ジオキサン残存リスクは、EO付加数が5と低いため硫酸系SLESよりはリスクが小さいが、製造精製工程の品質管理は重要である。生分解性は比較的良好で、環境負荷は石油由来合成系と比べると穏やか。他のアニオン・ノニオン界面活性剤との相溶性が高く、処方設計の自由度が広い点も採用理由のひとつ。コンディショニング成分や保湿成分との相乗効果も期待できる。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ビタミンE

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 金属イオン

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