Ingredient Analysis

(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテル

ノニオン界面活性剤 6件の商品に配合 ID: 587
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+25

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテル
INCI名Lauryl/Myristyl Glycol Hydroxypropyl Ether
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +25
肌・頭皮への安全性
補修力 +5
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -5
環境負荷・生分解性の評価

概要

非イオン界面活性剤に分類されるアルキルグリコールとプロピレングリコールのエーテル誘導体。ラウリル(C12)とミリスチル(C14)の混合脂肪族鎖を持ち、親油・親水バランスに優れる。アニオン界面活性剤の増粘・増泡補助剤として機能し、洗浄系処方の泡質改善に貢献。刺激性が低く、洗い上がりに潤いと柔軟性を付与。乳化・可溶化補助としても活用される多機能ノニオン成分。

(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテルの解析

(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテルは、ラウリン酸(C12)またはミリスチン酸(C14)由来の脂肪族鎖を持つグリコールと、プロピレングリコール(PG)とのエーテル結合によって構成される非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)。その分子構造は親油性の長鎖アルキル基と親水性のグリコール部分が組み合わさった形態で、水と油の界面に作用し乳化・可溶化・増泡を担う。

最大の特徴は、シャンプーやボディソープなどの洗浄系処方においてアニオン界面活性剤の補助剤として機能する点にある。アニオン系主洗浄剤と組み合わせると増粘・増泡効果が高まり、きめ細かくリッチな泡立ちを実現する。いわば料理でいう「隠し味」的な役割で、洗浄力を保ちつつ使用感をワンランク上に引き上げる成分といえる。

安全性の面では刺激性が低く、EWGスコア1という評価が示すとおり、敏感肌処方や低刺激シャンプーへの採用実績がある。コメドジェニック度も低く(1/5)、顔用洗顔料や頭皮ケア製品への配合も問題なし。また洗い流し型製品に用いた場合でも、肌・髪に潤い感と柔軟性を残す効果があり、洗い上がりのきしみを軽減する。

類似成分であるラウリルグリコールヒドロキシプロピルエーテル(単一C12鎖)と比較すると、ラウリル/ミリスチル混合型は二種の炭素鎖長を組み合わせることで処方安定性と使用感のバランスが取りやすい設計となっている。乳化剤として見た場合も、ポリソルベート類のような過剰な脱脂感がなく、皮膚バリアへの影響が穏やかな点が評価される。

配合濃度は0.1〜3%程度が推奨され、適正pH域は5.0〜8.0と広い。コタやみんなでみらいをシリーズなど、天然・低刺激志向ブランドにも採用例があり、品質と安全性を重視した処方設計において選ばれやすい成分といえる。

相性の良い成分

ラウリル硫酸ナトリウム ラウレス硫酸ナトリウム ココイルグルタミン酸Na