Ingredient Analysis

ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6

ノニオン界面活性剤 11件の商品に配合 ID: 607
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6
医薬部外品名縮合リシノレイン酸ポリグリセリル
慣用名・別名ポリグリセリル-6ポリリシノレート
INCI名Polyglyceryl-6 Polyricinoleate
由来植物性,半合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3〜8
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

リシノレイン酸の縮合重合体(ポリリシノレイン酸)とポリグリセリン-6をエステル結合させた多価アルコール型ノニオン界面活性剤。親油性HLBが低く、W/O型乳化・油中粉体分散に優れる。耐塩性・耐酸性が高く、無機粉末や顔料の分散安定化に有効。植物由来(ヒマシ油)原料で安全性が高く、低刺激な乳化剤として化粧品・日焼け止め・メイクアップ製剤に幅広く使用される。

ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6の解析

ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6は、ヒマシ油由来のリシノレイン酸を自己縮合重合させた「ポリリシノレイン酸」と、グリセリンが6個連なった「ポリグリセリン-6」を脱水縮合で結合させた多価アルコールエステル型ノニオン界面活性剤(非イオン性界面活性剤)である。INCI名はPolyglyceryl-6 Polyricinoleate、医薬部外品表示名は「縮合リシノレイン酸ポリグリセリル」。

界面活性剤としての特徴は低HLB値(親油性)にある。一般的な乳化剤がO/W(水中油型)を得意とするのに対し、本成分はW/O(油中水型)乳化を担う。バターやマーガリンが水を油の中に閉じ込める構造を食品で実現するように、クリームや日焼け止めの中で水滴を油相に分散・安定化させる役割を果たす。これによりしっとりとしたリッチな塗り心地と高い保湿感が実現される。

さらに顕著な特性として無機粉体・顔料への優れた分散性がある。酸化チタン・酸化亜鉛などの紫外線散乱剤や色素粉体を油中に均一に分散させる能力が高く、サンスクリーン剤やファンデーション・リップ製品への配合に適している。また耐塩性・耐酸性が高いため、電解質や酸性成分を多く含む処方でも安定した乳化力を維持できる点が工業的に評価される。

安全性の面では、植物由来原料から製造される天然系・ナチュラル系の素材であり、皮膚刺激性・感作性ともに低い。EUやCOSMOS・ECOCERT認証対応原料としても流通しており、自然派・オーガニック化粧品への採用が増えている。類似成分のポリリシノレイン酸ポリグリセリル-3と比べてポリグリセリン鎖が長い分、やや親水性に寄り、乳化安定性と使用感のバランスに優れる。シャンプーやトリートメントでは増粘・分散補助として機能し、なめらかな仕上がりと製品安定性に貢献する。

相性の良い成分

無機粉末 顔料 油溶性エモリエント UVフィルター

相性の悪い成分・混合注意

強陰イオン界面活性剤 強カチオン界面活性剤

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