Ingredient Analysis

プルラン

成分 22件の商品に配合 ID: 722
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+30

安全性
+22

素材の品質
+25

使用感
基本情報
成分名プルラン
医薬部外品名プルラン
慣用名・別名トリグルコ多糖
INCI名Pullulan
分子量100,000〜400,000 Da(多分散性)
由来発酵
推奨配合濃度0.1〜2%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +22
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +25
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

黒酵母(Aureobasidium pullulans)の発酵産物として得られる天然多糖類。マルトトリオース(グルコース3分子のα-1,4結合)がα-1,6結合で鎖状に繰り返した直鎖構造を持つ。優れた造膜性・接着性・増粘性を持ち、皮膚・毛髪表面に薄い保護被膜を形成することで保湿・平滑化効果を発揮。ヒアルロン酸と類似した保水機能を持ちながらコスト面で優位。急性・慢性毒性・変異原性試験で安全性確認済み。生分解性高く環境負荷が低い。

プルランの解析

プルランは、黒酵母の一種であるAureobasidium pullulansを培養することで菌体外に産生される天然の中性多糖類。1973年に岡山の林原(現ナガセヴィータ)によって工業化が確立され、食品・医薬品・化粧品の3分野に跨って広く活用されている。化粧品成分としては造膜性増粘性が最大の特徴で、皮膚や毛髪表面に均一で薄いフィルムを形成し、水分の蒸散を抑えることで保湿効果を発揮する。

その作用はいわば「天然のラッピングフィルム」。表面を密閉するのではなく、しなやかで通気性を持つ被膜を作り出す点が他の成膜剤との違いで、べたつきを残さず使用感が良好なのが特長だ。比較対象として頻繁に挙げられるヒアルロン酸とは保湿機能が類似するが、プルランは特に被膜形成による表面的な水分保持に優れており、感触設計の観点からも使いやすい素材とされる。

安全性については、急性毒性・亜急性毒性・慢性毒性・変異原性のいずれの試験においても問題なしと確認されており、日本では澱粉と同様に使用制限のない既存添加物。日本薬局方(JP15)にも収載されている信頼性の高い素材だ。EUでも規制なしで使用可能で、米国ではGRASとして認定されている。

環境面でも高評価で、発酵由来・生分解性が高いという特性から、サステナビリティを重視する処方において積極的に採用されるケースが増えている。シャンプー・コンディショナー・スタイリング剤・スキンケアまで幅広い剤型に応用でき、ヘアケア製品ではコーティング感と指通りの改善に寄与。整髪料での「まとまり感」の演出においても有効な成分といえる。

相性の良い成分

ヒアルロン酸 グリセリン コラーゲン キサンタンガム

プルランを含む商品ランキング

22件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)