| 成分名 | ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液 |
| 医薬部外品名 | ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液 |
| 慣用名・別名 | ラウレス硫酸アンモニウム、ALS(Ammonium Laureth Sulfate) |
| INCI名 | Ammonium Laureth Sulfate |
| 化学式 | C12H25(OCH2CH2)nOSO3NH4 |
| 分子量 | 約380〜450 Da(平均値、ポリエチレンチェーン長による |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 3.0〜8.0 |
| EWGスコア | 6/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム(ラウレス硫酸アンモニウム)は、アニオン界面活性剤の中でも特に広く利用される洗浄剤の一種だ。化粧品表示名では「ラウレス硫酸アンモニウム」と記載され、シャンプー・ボディソープ・洗顔料などに幅広く配合されている。
この成分の誕生背景を辿ると興味深い。かつて硬水地域では石鹸が泡立たず洗浄が困難だったため、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)が開発された。しかしSLSは皮膚浸透性が高く、肌荒れが多発。その改良版として生まれたのがラウレス(ポリオキシエチレン付加)系であり、分子量を大きくすることで皮膚への浸透を抑えながら洗浄力を維持するという設計思想を持つ。
ただし、「浸透しない=安全」とは言い切れない。脱脂力はSLSとほぼ同等に強力であり、頭皮・肌に必要な皮脂バリアまで洗い流してしまいやすい。高い洗浄力は「表面を一掃するブラシ」に例えられ、汚れと一緒に保湿成分や天然保湿因子(NMF)まで除去してしまう。その結果、乾燥・かゆみ・ダメージ毛を招くリスクがある。
また、ナトリウム塩(SLES)と比較するとアンモニウム塩はpHがやや低めで安定しやすい特性を持つが、使用感・安全性の面で本質的な差は小さい。一方でカチオン性トリートメント成分(塩化セチルトリメチルアンモニウムなど)と同一製剤に配合する場合は電荷の反発により効果を打ち消し合う可能性があるため注意が必要だ。
製品開発の観点では、コストパフォーマンスと泡立ち性能の高さから市販シャンプーの主力洗浄剤として長年採用されてきたが、近年は高機能・低刺激処方への移行に伴い、コカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaなどマイルドな成分との組み合わせ、あるいは置き換えが進んでいる。肌や髪の健康を重視するなら、この成分が主剤のシャンプーより、アミノ酸系・両性系洗浄剤主体の製品を選択するのが賢明と言える。
7件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
プロアクティブ Proactiv リニューイング クレンザー製造販売元:ザ・プロアクティブカンパニー総合点 2.67
太陽のさちEX 薬用デオドラント 柿渋ボディソープ本体 450ml製造販売元:マックス総合点 2.55
h&s シャンプー リフレッシュ製造販売元:プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)総合点 2.20
h&s(エイチアンドエス)フォーメン 薬用ボリュームアップシャンプー 製造販売元:P&G総合点 2.18
h&s(エイチアンドエス)フォーメン スカルプEX薬用シャンプー 製造販売元:P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)総合点 2.18
h&s(エイチ・アンド・エス) ヘッドスパ リフレッシュシャンプー 製造販売元:P&G総合点 1.87
h&s(エイチアンドエス) ヘッドスパ リフレッシュ シャンプー製造販売元:P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)総合点 1.87