Ingredient Analysis

エチニルエストラジオール

成分 13件の商品に配合 ID: 86960
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-40

安全性
-20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名エチニルエストラジオール
医薬部外品名エチニルエストラジオール
慣用名・別名17α-エチニルエストラジオール
INCI名Ethinylestradiol
化学式C20H24O2
分子量296.40 Da
由来合成
推奨配合濃度0.001〜0.01%
EU規制Annex III制限あり
日本規制 医薬品成分
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -30
環境負荷・生分解性の評価

概要

合成エストロゲンの代表格。天然エストラジオールにエチニル基を付加し、約20倍の強力な活性と高い持続性を実現した合成ホルモン成分。育毛剤においてDHTによる毛包萎縮を抑制し、成長期延長・太毛化を促進する一方、血栓症・乳房腫脹・不正出血などの重篤な副作用リスクを伴い、配合・使用ともに厳格な管理が必要。

エチニルエストラジオールの解析

エチニルエストラジオールは、天然の女性ホルモン「エストラジオール」の17α位にエチニル基を導入した合成ステロイドホルモンです。この一点の構造変化が劇的な差を生み出し、天然型と比較して約20倍の受容体結合活性を示し、肝臓での初回通過代謝に対する抵抗性も高まるため、体内での半減期が大幅に延長されています。

ヘアケア・育毛の文脈では、男性型脱毛症(AGA)の主因であるジヒドロテストステロン(DHT)のエストロゲン受容体への拮抗作用を発揮します。毛包のアンドロゲン受容体へのDHT結合を競合的に抑制することで、毛周期の成長期(アナゲン期)を延長し、細径化・短命化した毛髪を太く健康な状態へ回復させます。また頭皮のコラーゲン産生促進や血行改善への寄与も報告されており、毛包環境の底上げにも貢献します。

しかし、その強力な全身性ホルモン活性は「諸刃の剣」であり、経皮吸収によって一部が血中に移行するため、乳房の張り・月経不順・不正出血・血栓症リスクの増大など、経口避妊薬と同質の副作用が発現し得ます。乳がん・子宮がん・血栓症の既往歴を持つ方、妊娠中・授乳中の方には禁忌とされています。

規制面では、日本では化粧品ネガティブリストに収載されて化粧品への配合が禁止される一方、医薬部外品(育毛剤)としては承認成分として100g中20,000〜50,000国際単位の範囲で使用可能です。また旧指定成分(要表示成分)にも該当し、配合時は必ず成分表示が義務付けられます。EUではAnnex III制限成分として管理されており、EWGスコアは7と比較的高リスク評価です。

相乗効果が期待できる成分としてはミノキシジル・アデノシン・ビタミンE誘導体が挙げられますが、強酸性成分や過酸化物との併用は成分の安定性を損なうため避けるべきです。効果と安全性のバランスを慎重に見極め、定期的な婦人科検診のもとで使用することが推奨されます。

相性の良い成分

デュタステリド フィナステリド ミノキシジル

相性の悪い成分・混合注意

プロゲスチン その他エストロゲン 抗凝血薬

エチニルエストラジオールを含む商品ランキング

13件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)