Ingredient Analysis

分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)

成分 9件の商品に配合 ID: 86989
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+25

素材の品質
+25

使用感
基本情報
成分名分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)
慣用名・別名ヘアコンディショニング剤
INCI名Branched-chain fatty acids (C14-28) (wool)
由来動物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜7.0
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +25
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +35
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +25
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

羊毛由来の炭素数14~28の分岐飽和脂肪酸混合物。髪のキューティクル接着バリア成分「18-MEA(18-メチルエイコサン酸)」の構成要素として知られ、毛髪のダメージ補修・コンディショニング・ツヤ付与に寄与する天然由来の油性成分。ラノリン(羊毛脂)を原料とする。

分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)の解析

分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)は、羊毛(ウール)から得られるラノリンを原料とした、炭素数14〜28の分岐飽和脂肪酸の混合物です。INCI名は「Branched-chain fatty acids(C14-28)(wool)」で、日本の化粧品成分リスト(No.17)にも収載されているヘアコンディショニング剤です。

この成分が注目される最大の理由は、健康な毛髪のキューティクル表面に存在する脂質成分「18-MEA(18-メチルエイコサン酸)」の構成要素であるという点です。18-MEAはキューティクルの最外層に共有結合しており、毛髪表面の疎水性バリアを形成し、なめらかな手触りとツヤを生み出します。ヘアカラーやブリーチ、熱処理などのダメージによって18-MEAが失われると、毛髪は親水性に傾き、広がりやパサつきが生じます。分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)を配合することで、この失われた脂質バリアを外部から補い、キューティクルの保護・修復に貢献します。

構造的には直鎖ではなく分岐鎖を持つため、毛髪表面への吸着性や柔軟なコーティング性が高く、硬さを感じさせないしなやかな仕上がりを実現します。また天然羊毛由来であることから、合成脂肪酸にはない複雑な脂肪酸プロファイルを持ち、生体親和性が高いとされています。

主にヘアオイルやトリートメント・ヘアパックに配合され、保湿・ダメージ補修・ツヤ付与・指通り改善の目的で使われます。ハホニコやBOTANISTなど評価の高いヘアケアブランドでも採用実績があります。安全性については現時点で重大な懸念は報告されていませんが、ラノリン由来成分のためウールアレルギーを持つ方は注意が必要です。環境面では動物由来成分である点が考慮されます。

相性の良い成分

セラミド パンテノール ヒアルロン酸