Ingredient Analysis

ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン

成分 8件の商品に配合 ID: 87897
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+30

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン
INCI名Dihydroxylignoceroyl Phytosphingosine
分子量635.08 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域4.5〜6.5
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ロート製薬が2017年に開発したヒト型セラミドの一種。スフィンゴ脂質として皮膚角質層の細胞間脂質(セラミド)を補い、バリア機能の強化・高保湿効果・抗炎症作用を発揮する。肌・髪両方に作用し、乾燥肌・敏感肌のケアに特に有効な先進的セラミド成分。

ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシンの解析

ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシンは、ロート製薬株式会社が2017年に開発に成功した新規のヒト型セラミド(スフィンゴ脂質)です。皮膚の角質層に存在する細胞間脂質の約50%を占めるセラミドの一種として位置づけられており、皮膚バリア機能の強化・水分保持・有害物質の侵入防止に中心的な役割を果たします。同社の「ケアセラ(CareCera)」シリーズをはじめ、高保湿スキンケアや一部のヘアケア製品に配合されています。

化学的にはフィトスフィンゴシン(植物由来の長鎖スフィンゴイド塩基)にリグノセリン酸(C24脂肪酸)がアミド結合した構造を持ち、2つの水酸基(ジヒドロキシ)を持つことが特徴です。この構造が皮膚の細胞間脂質ラメラ構造に組み込まれやすく、ネイティブセラミドに近い機能を発揮するとされています。

美容上の主な効果としては、①皮膚バリア機能の向上(TEWL低下)、②高い保湿効果(水分保持能の増大)、③抗炎症・鎮静作用(乾燥・敏感肌の改善)、④エイジングケア効果(肌のハリ・透明感の向上)が確認されています。また毛髪内部のセラミド(毛髪必須脂質)を補う働きも期待され、ヘアケア製品への応用も進んでいます。

類似成分としてはヒト型セラミド(セラミド1・2・3・6II等)や植物性セラミド(グルコシルセラミド)、疑似セラミド(ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)等)がありますが、本成分はロート製薬独自開発のため配合製品は現在限られています。安全性は高く(CosDNA安全度1)、刺激性・コメドジェニック性の懸念も低い優れたセラミド成分といえます。

相性の良い成分

セラミドNP セラミドAP コレステロール 脂肪酸