| 成分名 | イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 |
| 医薬部外品名 | ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル |
| 慣用名・別名 | POE硬化ヒマシ油イソステアレート |
| INCI名 | PEG-40 Hydrogenated Castor Oil Isostearate |
| 分子量 | 大分子量(PEG40付加体) |
| 由来 | 植物由来(ヒマシ油)+合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜2.0% |
| EU規制 | GHS: 遺伝毒性・発がん性懸念(some concern) |
| 日本規制 | 医薬部外品原料規格収載 |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、トウゴマの種子から得るヒマシ油に水素を加えて硬くし、さらにポリオキシエチレン(PEG)という部分をつないだ界面活性剤だ。界面活性剤とは、水と油のように混ざりにくいものを仲立ちして混ぜる成分のこと。電気を帯びないノニオン(非イオン)型に分類され、植物由来の原料に合成の工程を加えて作られる。別名はPEG-40 Hydrogenated Castor Oil Isostearateで、医薬部外品では「ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油イソステアリン酸エステル」と表示される。
主な目的は乳化と可溶化だ。可溶化とは、油に溶けやすい成分を水の中へ透明に溶け込ませること。公開中の商品では、化粧水などのスキンケア化粧品が3件、頭皮に使うトニックが2件で、どれもさらっとした液状の製品に入っている。香料や美容成分を均一に溶かし、すっきりした使用感を保つ役割が期待される。
安全性の面では、EUの化学品分類制度(GHS)で遺伝毒性・発がん性に「some concern(やや懸念あり)」とされ、CMR分類(発がん性・変異原性・生殖毒性の区分)は2となっている。ただしこれは原料そのものの分類であり、化粧品に配合される量での人への影響をそのまま示すものではない。日本では医薬部外品原料規格に収載されている。EUの表示義務アレルゲンには当たらず、感作性(アレルギーの起こしやすさ)の分類もない。
気になる人は、まず全成分表示での位置を見るとよい。表示は多い順なので、後ろのほうなら配合量はわずかと考えられる。肌が敏感な人や、頭皮用のトニックを毎日使う人は、初めて使うときに腕の内側などで試してから顔や頭皮に使うと安心だ。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)