| 成分名 | ヒドロキシプロピルグルコナミド |
| 慣用名・別名 | FiberHance BM(成分系商品名) |
| INCI名 | Hydroxypropylgluconamide |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
ヒドロキシプロピルグルコナミドは、グルコノラクトン(糖由来の環状エステル)と3-アミノプロパノールを反応させることで得られる半合成型ヘアコンディショニング成分。Dow社が開発した「FiberHance BM Solution」の主要成分として、2021年前後から日本のヘアケア市場でも注目を集め始めた比較的先進的な素材である。
この成分の本領は、グルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウムとの2剤併用にある。2成分が毛髪内部で組み合わさることで、損傷したケラチン繊維間に水素結合ネットワークを形成・再架橋し、断裂した毛髪内部構造を物理的に補強する。従来のシリコーンやカチオン界面活性剤が髪の「外側」をコーティングするアプローチと異なり、ケラチン繊維の内側から組織を結びつけるという、ブリッジ補修的な作用機序が最大の差別化点だ。
たとえるなら、バラバラになったロープの繊維を結束バンドで束ね直すようなイメージ。シリコーンが「ロープ全体をラップで包む」ものとすれば、本成分は「繊維を内側から縫い直す」アプローチに近い。これにより、単なる仕上がり感の改善にとどまらず、引っ張り強度・弾性の回復、コームスルー性の向上、スタイルの持続性向上が期待できる。
安全性については、糖類を原料とする構造ゆえ生体親和性は高く、皮膚刺激性も低いと評価される一方、配合実績がまだ限られており、長期安全性データの蓄積は途上段階。EWGスコアの公式データも現時点では不明であり、過信は禁物だ。日本では2018年に化粧品成分表示名称リストへ収載されたばかりの新世代成分で、配合製品数もまだ少ない。アイロントリートメントや縮毛矯正との相性が良いとする美容師の口コミも多く、熱処理後のケア成分としての将来性が高く評価されている。
8件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
ナンバーエス 【うねりコントロール】 シャンプー製造販売元:カラーズ総合点 4.75
Gyutto(ギュット) コルセットヘアマスク製造販売元:ロート製薬総合点 4.75
Fエイド プリフィカ トリートメント ディープモイスト製造販売元:フィヨーレ(fiole)総合点 4.72
ドクターメディオン ヘッドスパ シャンプー製造販売元:(株)メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ総合点 4.64
Fエイド プリフィカ シャンプー スリーク製造販売元:フィヨーレ(fiole)総合点 4.56
ドクターメディオン ヘッドスパ トリートメント製造販売元:(株)メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ総合点 4.55
LEPRE レプレ ケラティストシャンプー製造販売元:ボヤージュコスメティックス(voyage cosmetics)総合点 4.13
Fエイド プリフィカ ミル製造販売元:フィヨーレコスメティクス総合点 3.64