| 成分名 | 高融点マイクロクリスタリンワックス |
| 医薬部外品名 | 高融点マイクロクリスタリンワックス |
| INCI名 | Microcrystalline Wax |
| 分子量 | 500〜800(推定平均) |
| 由来 | 石油(ペトロラタム精製物) |
| 推奨配合濃度 | 1〜20% |
| EWGスコア | 1/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | permitted |
| 日本規制 | 部外品添加物(規格コード51) |
| カテゴリ | 成分 |
高融点マイクロクリスタリンワックスは、石油を精製して得られるペトロラタム(ワセリンのもとになる原料)から作られる油剤だ。常温で固いロウ状の物質で、溶ける温度(融点)が高いのが特徴である。英語名はMicrocrystalline Waxで、主にイソパラフィン系の炭化水素からできている。
製品の中では、油性成分を固めて形を保つ、硬さやのびといった使い心地を整える、肌の表面に薄い膜をつくって水分の蒸発を抑える、といった目的で配合される。融点が高いので温度が上がっても形が崩れにくく、品質の安定にも役立つ。この成分を含む商品はスキンケア化粧品で、クレンジングバーム、リップ、シワ対策やハリを目的とした美容液などに使われている。
安全性の面では、米国の民間団体EWGによる成分評価でスコア1(1〜10で低いほど懸念が少ない)とされている。米国の成分安全性評価(CIR)でも「Safe as Used」、つまり通常の使い方の範囲では安全とされる区分だ。EUでは使用が認められており、日本では医薬部外品の添加物として規格が定められている。EUの表示義務アレルゲンには該当しない。
石油由来と聞いて不安に感じる人もいるが、これは精製された成分で、上記の評価でも大きな懸念は示されていない。毛穴の詰まりやすさを示すコメドジェニック指数(0〜5)は0で、ニキビが気になる人にも比較的使いやすい部類といえる。ただし肌との相性には個人差があるため、合わないと感じたら使用を中止したい。バームやリップでは、この成分に加えて他の油や香料の組み合わせで使用感が変わる。
この成分が入った商品を選ぶときは、全成分表示のどのあたりに書かれているかを見て、硬さやべたつきの好みに合うかを判断するとよい。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)