Ingredient Analysis

高融点マイクロクリスタリンワックス

成分 5件の商品に配合 ID: 89457
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+5

素材の品質
+13

使用感
基本情報
成分名高融点マイクロクリスタリンワックス
医薬部外品名高融点マイクロクリスタリンワックス
INCI名Microcrystalline Wax
分子量500〜800(推定平均)
由来石油(ペトロラタム精製物)
推奨配合濃度1〜20%
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制permitted
日本規制 部外品添加物(規格コード51)
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +5
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 △ +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +13
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

石油由来の高融点ワックス。主にイソパラフィン系炭化水素(C40〜54)からなる固形油性成分

高融点マイクロクリスタリンワックスの解析

高融点マイクロクリスタリンワックスは、石油を精製して得られるペトロラタム(ワセリンのもとになる原料)から作られる油剤だ。常温で固いロウ状の物質で、溶ける温度(融点)が高いのが特徴である。英語名はMicrocrystalline Waxで、主にイソパラフィン系の炭化水素からできている。

製品の中では、油性成分を固めて形を保つ、硬さやのびといった使い心地を整える、肌の表面に薄い膜をつくって水分の蒸発を抑える、といった目的で配合される。融点が高いので温度が上がっても形が崩れにくく、品質の安定にも役立つ。この成分を含む商品はスキンケア化粧品で、クレンジングバーム、リップ、シワ対策やハリを目的とした美容液などに使われている。

安全性の面では、米国の民間団体EWGによる成分評価でスコア1(1〜10で低いほど懸念が少ない)とされている。米国の成分安全性評価(CIR)でも「Safe as Used」、つまり通常の使い方の範囲では安全とされる区分だ。EUでは使用が認められており、日本では医薬部外品の添加物として規格が定められている。EUの表示義務アレルゲンには該当しない。

石油由来と聞いて不安に感じる人もいるが、これは精製された成分で、上記の評価でも大きな懸念は示されていない。毛穴の詰まりやすさを示すコメドジェニック指数(0〜5)は0で、ニキビが気になる人にも比較的使いやすい部類といえる。ただし肌との相性には個人差があるため、合わないと感じたら使用を中止したい。バームやリップでは、この成分に加えて他の油や香料の組み合わせで使用感が変わる。

この成分が入った商品を選ぶときは、全成分表示のどのあたりに書かれているかを見て、硬さやべたつきの好みに合うかを判断するとよい。

相性の良い成分

ペトロラタム カルナウバロウ ビーズワックス