解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ビューティーエクスペリエンスブランド名
ナチュヴィア薬用スカルプコンデショナーa容量
500ml参考価格
1934円1mlあたり
3.9円JANコード
4980673002869KaisekiID
7158全成分
全成分的にはかなり平凡なコンディショナー、といった佇まい。どこらへんが頭皮用のコンディショナーなのかさっぱり分かりません。
言われなければ分からないレベルの、スカルプケア的な要素がほとんどないコンディショナーです。言わずもがな、頭皮にそのままつけてしまったらタンパク変性作用や皮膚刺激の強さで肌荒れや脱毛を引き起こす懸念があります。
これは言い過ぎではなく、カチオン界面活性剤は実際に脱毛剤の主剤として使われる成分であることから、髪が抜けてしまうのはむしろ自然な現象と言ってもいいくらいです。
そのような製品のどこらへんがスカルプコンディショナーなのでしょうか。
コンディショナーとしてもひ弱で、繰り返しになりますが頭皮にもメリットが極めて少ない、一体何しに来たのかというレベルのコンディショナーです。やむを得ない理由がない限りは積極的に使うわけがない製品に思います。
ステアルトリモニウムクロリド,ステアラミドプロピルジメチルアミンというのはともに4級、3級のカチオン界面活性剤です。一般的なリンス剤よりも若干肌にマイルド傾向ではありますが、頭皮にそのままつけられるほどソフトではありません。カチオン界面活性剤の刺激が若干少ない分、髪へのコンディショニング作用は逆に弱くなっています。
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩=ココイルアルギニンエチルPCAもカチオン界面活性剤ですが、こちらは刺激性が弱く、コンディショニング効果が優れた素材ですので、これ自体は悪くないのですが。
わりと安くない値段に対して、中身がかなり控えめな印象です。率直に言って、他のコンディショナーの方がよほど役に立ちそうですし、頭皮に良いようなコンディショナーも他にたくさんあります。
むしろ頭皮を思うならトニック剤をうまく使うほうがメリット多めですね。
なんでもノン、ノン、ノンシリコン、石油フリー、天然素材・・といってメリットさえもノンノンにしてしまったようなコンディショナーです。役立たずな感じです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。