総合点
3.27総合ランク
285個中 37位成分数
9植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
hoyu ホーユーブランド名
NiNE(ナイン)容量
100ml参考価格
2981円1mlあたり
29.8円JANコード
4987205565014KaisekiID
7418個人的には、それほど魅力を感じないヘアオイルです。
特徴はとてもわかりやすいです。天然由来の一言です。
植物オイルだけで、。ほぼ構成されたヘアオイルということですね。
米ぬか油、ごま油、ホホバオイル、アルガンオイル・・・というように、植物オイルがずらりと並んだ構成になっています。
シリコンもありませんし、鉱物油(ミネラルオイルなど)も含まれていません。
人工油であるエステルオイルさえも配合されてないわけです。
これがいったいどんなメリットを生み出すか。
個人的にはむしろ、メリットをなくしてしまったのではないかとみます。
例えばシリコンオイルの強みである潤滑性、ツヤ、安全性、エステルオイルの強みであるべたつきのなさ、安全性、低コスト性といった要素がなくなり、コストの高い植物オイルによるベタつき、必ずしも万全とは言えない安全性、臭いに問題など、むしろ品質に支障をきたすのではないかと考えられるような作り方なのです。
一般的なヘアオイルでは、前述したような様々な種類のオイルを掛け合わせてそれぞれの欠点を補うような形でひとつのヘアオイルを完成させています。
もちろん、シリコンは極めて安全であり、しかも髪との相性もよく、擬似的にコーティングを補完できる数少ない成分のひとつと言えます。
しかも、圧倒的なべたつきのなさで、快適な使用感にも大きく寄与している存在です。
このような重要な存在がないわけですから、むしろ植物オイルの欠点が大きく露呈した形になるのは避けられないでしょう。
商品説明文では「ヘルシーなウエット感」と表現されていますが、わざわざコストをかけて植物オイルだけで構成することがどうしてヘルシーだと言えるのか、ちょっと謎ですね。
髪のスタイリングに、ヘルシーもへったくれもないわけです。
髪自体には血も通ってなく、切れても痛くない、つまり死んだ細胞の集まりなので、植物由来成分を使うことがヘルシーであるという解釈は全く意味をなさないと言えるのです。
この製品が比較的高額であるように、資源に限りのある植物成分だけを使うこと自体、とてもコストのかかる、かつ合理的でない手法といえるのです。
話は脱線しましたがヘアスタイリング剤としてのクオリティも低く、植物由来で作りたかっただけ、というのが本当のところではないかと思う次第です。
そのような思考を持っている方であれば満足できそうですが、単に良いヘアスタイリング剤を探されている方には適合しないのではないかと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。