解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
hoyuホーユーブランド名
NiNE(ナイン)容量
100ml参考価格
2981円1mlあたり
29.8円JANコード
4987205565007KaisekiID
7417全成分
まず,ぱっと見たときの印象がシリコンフリーだということ.
これは、必然的に多少重めの仕上がりになることを示唆しています。
ベースの米ぬか油、胡麻油、米胚芽油などは言うまでもなく天然由来のオイルで、しっとりとしたオイルらしいタッチ。
シリコンのように全くベタつきのないサラッとした感触とは反対といっていいでしょう。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルというエステルオイルは、ベタつきのないシリコン的な性質を持ちますが、やはりシリコーンオイルほど潤滑性を与えるレベルではありません。
植物性シリコンなどと呼ばれるホホバ油の配合もありますね。なので、まるっきりベタベタのオイルというわけではなさそうです。
べたつきまでは感じさせないように工夫されていますが、基本はしっとりよりのオイルであることは間違いありません。
リッチ系のオイル、と言ったらしばしばしっとり系の仕上がりにされがちですが、このスタイリングオイルも同様にリッチな感触を得られるような処方担っていると言えるでしょう。
肌への安全性も特段問題になるような部分はなく、安心して使えるのではないかと思います。
感触に関しては確かに良いリッチな印象を受けるかもしれませんが、この製品全体の素材のクオリティであったり、処方の組み方の質としてはオーソドックススタイルだと思います。
ずば抜けて質の高い素材があるでもなく、それこそリッチといえるような要素を持たないので、値段相応の満足感を得られるかどうかは未知数であると言えるでしょう。
植物由来成分を多く使っているため、一般的なものよりもコストがかかっている節がありますが、そこら辺に価値を見出せるかどうかで判断が分かれるところではないかと思います。
また、髪のスタイリングに関して、特別ヘアケアに特化したような素材を配合しているわけではないだめ、厳しい言い方をすれば、本当に油分が髪に乗るだけで終わり、ということになりかねない処方ともいえるのかな、と考えます。
機能的ではない、と言った方がわかりやすいでしょうか。
今一つ、そこら辺でも使うメリットが十分に感じられないのは少し残念かなと思います。
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