要は石けん

石けんにハッカの清涼感がプラスされた、というだけのボディソープです。

清涼感という意味ではレモン果皮油もそういうイメージですが、これが逆にデメリットになっているという見方も。

光毒性をプラスした石けん

レモン果皮油といえば、グレープフルーツ果皮油の５倍の光毒性を持つ成分として知られます。

光毒性とは、紫外線を吸収、蓄積して、いっきに放出し皮膚にシミを作ったり、重度の酸化、刺激を与える恐れがある現象です。

ただでさえ石けんのアルカリで肌の保湿因子が溶出しやすい状況を作ってしまうのに加え、光毒性とハッカの刺激もプラス。

単なる石けんが良いというわけではないですが、何も負の要素をさらに加えなくても・・とは思ってしまいます。

そもそも石けんを選ぶ理由がない

ボディソープといえば、石けん。というイメージがなぜか定着している感があるのは、ドラッグストアなどで商品を見れば一目瞭然。

ほとんど石けんベースですね。

さっぱり感が高温多湿の日本に適している、というのはあると思いますが、メーカーにしてみればもっともコストが安いという誘惑があるのは否めない事実だと思います。

石けんとしてはアルカリ性になってしまうという致命的なデメリットから逃れられませんので、肌の美容にとっては申し分ないくらい相性が悪い素材です。

よほど肌をカラッカラに乾かしたい、早く老けたい、という希望がお有りでしたら悪くない選択肢ですが、美肌を望むのであれば石けんは全くダメです。

もちろん、こども、赤ちゃんにも保湿成分を溶かしてしまうような特徴を持つ石けんが良いわけがないので、まぁおすすめしないのが当然です。

しかもこの製品は光毒性付きですので、かなりデメリットが目立ってしまっている印象は拭えません。