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総合点

3.21

総合ランク

597個中 191

成分数

21

植物エキスの数

5

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0
生活の木 トリートメントオイル フォーヘア解析チャート
販売元による宣伝文
洗い流さない髪用濃密美容オイル(トリートメント 洗い流さないタイプ)です。9種の植物油とローズなどの7種のエッセンシャルオイルのヴェールがうるおいを閉じ込め、しなやかな髪に。乾燥から髪を守り、枝毛や切れ毛を防いでくれます。
生活の木 トリートメントオイル フォーヘア解析チャート
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生活の木 トリートメントオイル フォーヘアの解説

美容オイル、というよりほぼ植物油。

美容オイル、というよりほぼ植物油。

結果的に美容効果をもたらす可能性は多少あるとしても、髪につける上では大した効用をもたないという商品。

肌につけてはじめて意味がある、という素材が多い。それに、香りのための精油も多いのが特徴。
肌につけて意味があるというのは、例えば米ぬか油やアルガンオイルなどに代表されるホワイトニング効果や抗酸化力など。これは、髪に塗っても単純な油分補給以上の意味を見出しにくい。

髪にはホワイトニング効果も、抗酸化力も、ビタミン類も必要とされていないから。
また、植物オイルは基本的にベタつくので、快適性に欠けるもの。そのため、人工油であるトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルをベースに加える必要があるわけです。
こう見ると、そもそも植物油がメインであることをアピールする意味もあまりないのでは、と思ってしまいますね。

数少ないユニークな点

大して意味をなさない植物オイルの中でも、ワサビノキ(モリンガ)やバオバブオイルは多少ユニークな潤滑性を持つので、ここはちょっとおもしろい。おもしろいけど、ちょっとしたシリコーンオイルの方が実は使用感ではもっと快適だろうな、とも思ってしまう。

わざわざ植物オイルにする意味がどこまであるのか、怪しい。

ビャクダンやイランイランなど、精油の香りをつけたいというのは意味があるというのはわかりやすいものの、ヘアケアにおいては植物オイルを使うメリットってなに?って思ってしまう。

植物オイルゆえに高額、でも使えない

量産型のシリコーン系に比べ、植物素材は当然高く付きます。このヘアオイルも実に2500円を超えるプライスで、かつ効能は微妙。

大してヘアケア効果はいらない、油分補給できれば良い程度であればこれでもOK。ただし、ダメージ毛の補修や、シリコーン的な潤滑性をこのヘアオイルにもとめてはいけない。植物由来であることが重要であって、その効果は二の次である、というのであれば選択肢として良いであろう。
また、肌につけるのであれば多少なりとも美容効果が期待できるので、そっち方面ならまた評価が変わってくるというオイルである。
しかし、ヘアオイルとして枝毛や切れ毛を防ぐというのは誇大に感じてしまうのである。