| 成分名 | カプロイルプロリンNa |
| 慣用名・別名 | プロデュウ® P-DS-12 |
| INCI名 | Sodium Caproyl Prolinate |
| 化学式 | C11H18NO4Na |
| 分子量 | 260.3 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜2% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
カプロイルプロリンNaは、味の素が開発した機能性アミノ酸誘導体「プロデュウ®P-DS-12」の化粧品表示名称である。コラーゲンタンパク質に豊富に含まれるアミノ酸、L-プロリンに、炭素数6の中鎖脂肪酸であるカプロン酸(ヘキサン酸)をN-アシル化した構造を持つ。このN-アシルアミノ酸ナトリウム塩という構造が、アミノ酸由来の親水性と脂肪酸由来の親油性を両立させるユニークな機能性の源泉となっている。
最大の特徴は多機能性にある。第一に、優れた保湿・湿潤効果。アミノ酸系成分は皮膚や毛髪との親和性が高く、NMF(天然保湿因子)に近い機能を発揮することで角層・毛皮質への水分保持をサポートする。第二に、ソフトな防腐補助効果。単独での防腐力は強くないが、他の防腐剤と組み合わせることで防腐系全体を底上げし、処方設計の自由度を高める。これにより、防腐剤の使用量を抑えた低刺激処方が実現しやすくなる。第三に、ヘアコンディショニングおよび洗浄補助作用も兼備し、シャンプーからスキンケア・ヘアオイルまで幅広い製品カテゴリに配合可能な汎用性を持つ。
類似成分との比較で言えば、同じN-アシルアミノ酸系のラウロイルグルタミン酸Naやミリストイルグルタミン酸Naと構造的に近いが、カプロイルプロリンNaは脂肪酸鎖が短め(C6)のため、より軽い使用感とマイルドな界面活性を特徴とする。また、プロリンという環状イミノ酸を骨格に持つ点もユニークで、コラーゲン様の保湿イメージと機能的な親和性を訴求できる。
安全性の観点では、アミノ酸由来であることから肌・頭皮への刺激性は極めて低い。アレルギーリスクも低く、敏感肌向け処方にも採用しやすい。さらに、植物性原料由来かつ生分解性が高いため、環境負荷が低い成分としても評価されており、サステナブルコスメへの採用例も増加傾向にある。
10件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
PPTスカルプローション5.5製造販売元:株式会社アイナ総合点 4.54
スプレヴォリ・ヴェルモア・クレンジング製造販売元:evis総合点 4.32
ミノン アミノモイスト エイジングケアオイル製造販売元:第一三共ヘルスケア株式会社総合点 4.31
スプレヴォリ ヴェルモア ヘアパック製造販売元:evis総合点 4.27
フィヨーレ ファシナート インナーバランスエマルジョン AC製造販売元:フィヨーレ総合点 4.23
中野製薬 enu(エヌ) シャンプー CR製造販売元:中野製薬総合点 4.06
PHOEBE BEAUTY UP (フィービー) リッチモイスチャークリーム N1製造販売元:DINETTE株式会社総合点 3.95
マリークワント ナチュラルトリートクリーム製造販売元:マリークヮント コスメチックス総合点 3.84
中野製薬 enu(エヌ) シャンプー SL製造販売元:中野製薬総合点 3.84
中野製薬 enu(エヌ) シャンプー CA製造販売元:中野製薬総合点 3.63