Ingredient Analysis

べヘントリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 13件の商品に配合 ID: 18708
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-15

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名べヘントリモニウムクロリド
慣用名・別名帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤
INCI名Behentrimonium Chloride
化学式C25H54ClN
分子量500.47 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +25
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -25
環境負荷・生分解性の評価

概要

ベヘントリモニウムクロリドは炭素数22のアルキル鎖を持つ四級アンモニウム塩系カチオン界面活性剤。トリートメント・コンディショナーの主要基剤として広く使用され、髪への高い吸着力によりコンディショニング・帯電防止・柔軟化効果を発揮する。乾燥後も効果が持続するためダメージヘアの保護剤としても有用だが、肌への残留による炎症リスクもある。

べヘントリモニウムクロリドの解析

ベヘントリモニウムクロリド(Behentrimonium Chloride)は、炭素数22(ベヘニル基)のアルキル鎖を持つ四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤です。陽イオン性を持ち、負に帯電した毛髪や皮膚表面に静電引力で強く吸着することで、優れた帯電防止・コンディショニング・柔軟化効果を発揮します。

ほぼすべてのトリートメント・コンディショナー製品に配合される定番成分であり、同カテゴリーのステアルトリモニウムクロリド(C18)よりも長い炭素鎖を持つため、毛髪への吸着力と持続性が高いとされています。乾燥後もコンディショニング効果が持続するため、特にダメージヘアの保護・補修目的で優秀な機能を持ちます。

安全性については、40年以上の使用実績があり、通常の使用濃度(10%以下)では皮膚刺激性・感作性はほとんどないとされています。ただし、四級アンモニウム塩は肌への吸着力が高いため、頭皮や背中に残留した場合に炎症・吹き出物を引き起こすリスクがあります。すすぎが不十分な場合に問題が生じやすいため、特に敏感肌・脂性頭皮の方は注意が必要です。

環境面では、カチオン性界面活性剤として水生生物への毒性懸念があり、生分解性も限定的とされています。EWG評価は3〜4程度で、コンディショナー類の必須成分としての実用性と、刺激・環境負荷のバランスを考慮した選択が求められます。セトリモニウムクロリドなどより穏やかな四級塩との使い分けや、ベヘントリモニウムメトサルフェートへの代替も検討されています。

相性の良い成分

セテアリルアルコール グリセリン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 高濃度アルコール

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