Ingredient Analysis

ラウリルトリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 8件の商品に配合 ID: 2239
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-55

安全性
+10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ラウリルトリモニウムクロリド
慣用名・別名塩化ラウリルトリメチルアンモニウム, ラウルトリモニウムクロリド
INCI名Laurtrimonium Chloride
化学式C15H34ClN
分子量304.48 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア6/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 ▽ -55
肌・頭皮への安全性
補修力 △ +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 ▽ -30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

4級カチオン界面活性剤(塩化ラウリルトリメチルアンモニウム)。ラウリル基を持ち水溶性が高く、毛髪への柔軟・帯電防止効果を発揮。コンディショナー・リンス・整髪剤に配合されるが、皮膚・頭皮への刺激性が高く安全性に懸念。配合濃度に制限あり。

ラウリルトリモニウムクロリドの解析

ラウリルトリモニウムクロリド(塩化ラウリルトリメチルアンモニウム)は、第四級アンモニウム塩型のカチオン界面活性剤。分子内に炭素数12のラウリル基と正電荷を持つアンモニウム基を備え、負電荷を帯びた毛髪表面に静電気的に吸着することで柔軟効果・帯電防止効果・滑り感を付与する。

主にコンディショナー、リンス、シャンプー、整髪剤などのヘアケア製品に用いられる。ラウリル基は比較的短鎖のアルキル鎖であるため、長鎖系(セチル・ステアリル等)と比べるとコーティング性・持続性がやや劣る一方で水溶性が高くすすぎ落ちやすい特性がある。

安全性面では皮膚・頭皮への刺激性が高いことが懸念されており、In vitro・in vivo試験でも細胞毒性や皮膚刺激が報告されている。EU化粧品規制ではAnnex IIIにて使用制限が設けられており、濃度管理が必須。頭皮への長期・高濃度接触は炎症リスクや毛包ダメージにつながる可能性があり、育毛面でもネガティブな評価が多い。

同カテゴリの中でも安全プロファイルが低めで、現在ではより低刺激なカチオン剤(ベヘントリモニウムクロリドや各種グアーガムカチオン等)に代替される傾向にある。配合する際は1〜2%以下の低濃度での使用が推奨される。

相性の良い成分

グアーガム ポリクオタニウム-10 セテアルコール

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 高濃度アルコール