Ingredient Analysis

オレフィン(C12-16)スルホン酸Na

アニオン界面活性剤 11件の商品に配合 ID: 46784
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+10

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名オレフィン(C12-16)スルホン酸Na
医薬部外品名テトラデセンスルホン酸ナトリウム
慣用名・別名AOS、α-オレフィンスルホン酸ナトリウム
INCI名SODIUM C12-16 OLEFIN SULFONATE
化学式C12-16アルケンスルホン酸ナトリウム混合物(主にアルケンスルホン酸Naとヒドロキシアルカンスルホン酸Naの混合)
由来合成
推奨配合濃度3〜8%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア5/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
オレフィン(C12-16)スルホン酸Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

アニオン界面活性剤(AOS)の一種で、炭素数12〜16のオレフィンをスルホン化して得られる洗浄成分。強力な起泡力と洗浄力・脱脂力を持ち、食器用洗剤やシャンプーに広く使用される。ラウレス硫酸Naと同等以上の脱脂力があり、生分解性は比較的良好だが、肌・頭皮への刺激は強い。

オレフィン(C12-16)スルホン酸Naの解析

オレフィン(C12-16)スルホン酸Na(AOS:Alpha Olefin Sulfonate)は、炭素数12〜16の直鎖α-オレフィンを三酸化硫黄でスルホン化・加水分解して得られるアニオン界面活性剤である。食器用洗剤の代表成分として知られ、「食器洗剤といえばAOS」とも称されるほど工業用・家庭用洗浄剤に広く普及している。

その最大の特徴は極めて優れた起泡力と高い洗浄力・脱脂力。酸性域や硬水環境でも泡立ちが衰えにくく、油汚れを強力に乳化・除去できる。コスト面でも非常に安価で、シャンプー・ボディソープ・洗顔料など幅広い洗浄系化粧品に採用されている。原料由来はヤシ油(植物由来)のケースが多く、石油系とは異なるが、刺激性の観点ではラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naと同等以上の脱脂力を有する。

安全性の面では懸念が大きい。タンパク質変性作用が確認されており、皮膚バリアを損傷させるリスクがある。ラウリル硫酸Naほど皮膚深部への浸透は強くないとされるものの、乾燥肌・敏感肌・ダメージヘアへの使用は特に注意が必要で、かゆみ・乾性フケ・髪のパサつきを招く可能性がある。EWGスコアも比較的高く、継続使用には慎重であるべき成分といえる。

シャンプー処方においては、アミノ酸系など低刺激な主洗浄剤の補助洗浄剤・泡立ち向上剤として少量配合されるケースが多い。ワックスや皮脂汚れの多いユーザー向けクレンジングシャンプーや、男性用・脂性肌向け製品では有効に機能するが、ダメージヘアや乾燥頭皮には不向きである。生分解性はLAS(ラウリルベンゼンスルホン酸Na)より改善されているものの、環境負荷は依然として無視できない。

相性の良い成分

増粘剤 べたつき低減剤 保湿成分

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 多価金属塩

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