Ingredient Analysis

コンフリーエキス

植物由来成分 18件の商品に配合 ID: 593
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
-20

安全性
+10

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名コンフリーエキス
医薬部外品名コンフリーエキス
慣用名・別名ヒレハリソウエキス
INCI名Symphytum Officinale Leaf Extract
由来植物性
推奨配合濃度0.1〜2%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ムラサキ科多年草・ヒレハリソウ(Symphytum officinale)の葉から抽出されるエキス。アラントイン・タンニン・ロスマリン酸・アラントインを主要活性成分として含み、創傷治癒促進・抗炎症・収れん・保湿・抗酸化作用を発揮。一方でピロリジジンアルカロイド(PA)を含有し、経口摂取では肝毒性が報告されているため日本では2004年以降食用禁止。化粧品外用としては濃度管理により実用されているが、長期・高濃度使用への注意が必要。

コンフリーエキスの解析

コンフリーエキスは、ヨーロッパ・西アジア原産のムラサキ科多年草「ヒレハリソウ(Symphytum officinale)」の葉から、ブチレングリコールやエタノール等で抽出したエキス。古代ギリシャ・ローマ時代から「骨つなぎ草」として骨折・打撲・創傷に外用されてきた歴史を持つ、歴史深いボタニカル素材だ。

主要活性成分はアラントインタンニン・ロスマリン酸・ニコチン酸・βシトステロール。アラントインは細胞増殖を促進して創傷治癒を加速し、肌荒れ改善にも寄与する。タンニンは収れん作用により毛穴を引き締め、過剰な皮脂分泌を抑制。ロスマリン酸は抗酸化・抗炎症活性を示し、肌の酸化ストレス軽減に貢献する。これらが協働することで、抗炎症・保湿・収れん・抗酸化の多面的な肌調整効果を発揮する。

一方、ピロリジジンアルカロイド(PA)の含有が最大のリスクポイント。PAは肝毒性・発がん性が動物実験で確認されており、経口摂取では肝中心静脈閉塞症や肝細胞癌の誘発リスクが報告。日本では2004年に食品としての使用が禁止された。化粧品・医薬部外品への外用としては経皮吸収量が限定的であるため規制の対象外とされているが、EU・英国では経皮吸収を考慮した濃度ガイドラインが設定されており、使用濃度の管理が不可欠。損傷した皮膚や粘膜への使用は吸収量が増加するため特に注意が必要。

類似成分と比較すると、アラントイン単体配合と比べて植物エキス由来の相乗効果が期待できる反面、安全性の懸念がつきまとう点が特徴的。同じ抗炎症・保湿を担うカミツレエキスドクダミエキスと比べると、収れん+創傷治癒という独自のベネフィットを持つが、PAリスクという独自のデメリットも抱える。医薬部外品では育毛剤・シャンプー・染毛剤等への配合が承認されており、頭皮環境の改善目的に実績がある。

使用する際は、PA含有量が管理された原料を選択し、配合濃度を適切に設定することが大前提。スキンケアにおける外用であれば実用上のリスクは低いと考えられるが、エビデンスの蓄積と原料品質の確認が重要な成分といえる。

相性の良い成分

アラントイン ロスマリン酸 タンニン グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

高濃度アルカリ条件 強酸化剤

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