Ingredient Analysis

ココイルサルコシンTEA

アニオン界面活性剤 注意成分 22件の商品に配合 ID: 6345
使用に注意が必要な成分です
この成分は一部の肌質・体質に影響を与える可能性があります。敏感肌の方や気になる方はご確認ください。
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-75

安全性
-70

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ココイルサルコシンTEA
慣用名・別名ヤシ油脂肪酸サルコシンTEA
INCI名TEA-COCOYL SARCOSINATE
由来半合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +70
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 × -70
成分の素材品質・配合価値
安全性 × -75
肌・頭皮への安全性
補修力 -10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 × -70
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 -25
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とN-メチルグリシン(サルコシン)の縮合物にトリエタノールアミン(TEA)を対イオンとして持たせたアミノ酸系アニオン界面活性剤。Na塩と同系統の洗浄・起泡成分だが、TEA塩はよりマイルドなpHを示す傾向がある。アミノ酸系と称されるが洗浄力・殺菌力が強く、歯磨き粉への配合実績がその殺菌性を物語る。頭皮常在菌への影響が懸念され、脱脂力も比較的高い。補助洗浄剤として配合されることが多い。

ココイルサルコシンTEAの解析

ヤシ油脂肪酸×サルコシン×TEAという三者が組み合わさったアニオン界面活性剤。Na塩(ナトリウム塩)版と本質的に同一の骨格を持ち、対イオンがトリエタノールアミンに変わることで溶解性や製剤pHに若干の違いが生まれる。TEA塩は一般にNa塩より穏やかなpH域に調整しやすく、クリーム状やジェル状製剤との相性に優れるため、洗顔フォームやボディウォッシュに採用されるケースが多い。

「アミノ酸系」という響きには優しさ・低刺激のイメージが伴うが、ココイルサルコシン型は例外的な存在と捉えるべきだ。サルコシンはN-メチルグリシンであり、グリシンのアミノ基がメチル化されているため、他のアミノ酸系界面活性剤(グルタミン酸系・アラニン系など)と比べて殺菌力・脱脂力が際立って強い。歯磨き粉に殺菌目的で配合されていることがその証拠で、洗浄力は石鹸に匹敵するほど強く、アミノ酸系の中では突出している。

頭皮・肌への影響という観点では、殺菌力の高さが頭皮常在菌のバランスを乱す可能性があり、過度な脱脂により皮膚バリアが損傷するリスクも否定できない。脂漏性皮膚炎などで皮脂を積極的に除去したい特殊なシーンでは有効に働く可能性があるが、一般的な頭皮ケアでは過剰な洗浄力がデメリットとなりやすい。補助洗浄剤として少量配合されているケースはさほど問題にならないが、主役級の配合量では注意が必要だ。

使用感の面では泡立ちが良く、洗い流し時の感触はアミノ酸系らしい滑らかさがあるため、消費者には「優しい成分」と誤解されやすい。感触と実際の刺激性がアンバランスなのがこの成分の最大の特徴であり、注意点でもある。他の穏やかなアミノ酸系界面活性剤(ラウロイルグルタミン酸Naなど)が選択肢にある場合、あえてこの成分を選ぶ理由は薄い。

相性の良い成分

ラウロイルグルタミン酸Na コカミドプロピルベタイン ラウレス-6酢酸Na

相性の悪い成分・混合注意

カチオン界面活性剤 塩化ベンザルコニウム

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22件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)