Ingredient Analysis

グルコシルトレハロース

成分 9件の商品に配合 ID: 770
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名グルコシルトレハロース
慣用名・別名グリコシルトレハロース
INCI名Glycosyl Trehalose
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜5%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

トウモロコシや馬鈴薯デンプンを酵素処理・水素添加してトレハロースを合成し、さらにグルコースを付加した多糖誘導体。トレハロース本来の高い保水力を維持しつつ、皮膚・毛髪への密着性を強化。皮膜形成・乳化安定・泡立ち改善・ヘアコンディショニングなど多機能。β-グルカン様の水分保持機構により、しっとり感とノンベタつき感を両立する特異的な使用感が特徴。安全性は高く、刺激性・毒性の報告はほぼない。

グルコシルトレハロースの解析

グルコシルトレハロース(グリコシルトレハロース)は、自然界に存在する二糖類「トレハロース」にグルコースを付加した半合成糖質誘導体である。トレハロース自体は乾燥耐性植物や酵母が水ストレス下で生産する天然の保護物質であり、細胞膜や蛋白質を脱水から守る「生命の糖」として知られる。グルコシル化によりこの保水機能を化粧品処方内で安定かつ高効率に発揮できるよう最適化されている。

作用機序の特徴は、水分子をクラスター状に束縛し水分変動を抑制する点にある。これにより皮膚表面の角質層・毛髪の外皮両方で安定した水分膜を形成し、外部乾燥刺激に対するバリアとして機能する。また皮膜形成能と乳化安定化作用を持ち、カルボマーや多価アルコールとの相溶性が高いため、処方設計上の汎用性も高い。泡立ちと泡持続性の向上が実験的に確認されており、シャンプー・洗顔料への配合においてはユーザー体感の向上に直結する。

トレハロースとの比較で言えば、グルコシル化によって水への溶解性・皮膚吸着性・安定性が向上しており、単純なトレハロース配合よりもヘアコンディショニング効果・皮膜感が実感しやすいとされる。ヒアルロン酸やグリセリンと組み合わせることで相乗的な保湿効果が期待できる。

安全性については食品由来の成分を基盤としており、感作性・毒性の報告はほぼなく、EWGスコアも低い。原料のトウモロコシが遺伝子組み換え品種に由来する可能性は指摘されるが、最終的な化粧品成分としての安全性への影響は現時点で認められていない。スキンケアからヘアケア、洗浄料まで幅広い製品カテゴリで活用できる多機能素材である。

相性の良い成分

ヒアルロン酸 グリセリン トレハロース カルボマー ベタイン