解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
OSHIMON容量
300ml参考価格
1320円1mlあたり
4.4円JANコード
4580255654754KaisekiID
7477全成分
極めて効率的なクレンジング効果を発揮するヤシ油脂肪酸PEG7グリセリルベースのウォータークレンジング剤です。
拭き取り式、ダブル洗顔不要OKのクレンジングではおなじみであるクレンジング成分を採用し、瞬時にメイクをオフすることを目的とした製品となっています。
非イオン界面活性剤であるヤシ油脂肪酸PEG7グリセリル。この成分の持ち味は高いクレンジング効果と、洗浄を同時にこなすことで簡単にメイクを落とせること。
その裏返しとして、脱脂力の高さからくる肌の乾燥が避けて通れない副作用となります。
そのため,この成分をベースとしている製品の場合はアフターケアで保湿をすることが必須と考えた方が良いのです。
瞬時に、強いメイクも簡単に落とせるということは、それだけ肌のバリアもある程度落としてしまうということを考慮しましょう。
高いクレンジング効率もさることながら、もう一つ無視できない要素があるようです。
3級ながらカチオン界面活性剤と、アクリレーツクロスポリマー、セイヨウナシ果汁発酵液などの配合から、明らかにピーリングを意図した部分が含まれていることがわかります。
肌の角質を除去して,くすみを改善し、美白効果や柔らかな肌質を手に入れよう、という目論見があるということになりますが、これは注意が必要です。
メイク落とした日にピーリングをするということは,ただでさえ肌バリアが除去される上に,強制的に角質も剥がされるわけで、敏感肌に一直線となりかねない懸念が持たれるわけです。
この製品のピーリング作用は、決して極めて高いわけではないにしろ無視できるほど低くもないため、確かに当初はくすみ消すような効果が期待できるわけですが、肌の弱い人にはかなり重い負担となることが考えられます。
激しくクレンジングし,かつ肌のバリアを取っ払い角質も剥がされ、お肌が刺激に大変弱い状態になる可能性を示唆する全成分表ですね。
これ、たまに使うぶんには良いかもしれません。その圧倒的なクレンジング力と、良い意味では肌が生まれ変わったような使用感があるので、本当にたまになら良いと思いますが、頻繁に、もしくは日常的に使うようなことがあってはならないと考えます。
もし毎日のように使うようなことがあれば,肌に対する虐待に近いものを経験する羽目になりかねませんので・・。
使い方には注意ですが、うまく使えば大変便利な製品であることも事実です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。