解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ビアントブランド名
OSHIMON容量
80ml参考価格
2200円1mlあたり
27.5円JANコード
4580255654747KaisekiID
7478全成分
一見すると穏やかなクレンジング剤のように見える構成ですが、実態はちょっと微妙な要素を孕んでいるようです。
ベースとなっているクレンジング要素自体は、それほど強烈というわけでもなく、しかし物足りないというほどでもないそれなりにメイクオフしやすそうな内容ではあるのですが、ポリエチレン(マイクロビーズ)の配合が引っかかるポイントになっています。
スクラブ剤として加工に用いられていたポリエチレンですが、現在では海洋汚染の原因物質として忌避されている成分の1つで、海外では配合禁止となっている国も多いのです。
また,過度にクレンジングをしてしまう懸念もあることからあまりメリットとなる要素とは思えない部分でもあります。
こういったスクラブ剤も含めて考えると、クレンジング剤としてはかなり強度が高くなってしまうのではないかと思います。
そして,僅かではありますがピーリングする要素を持つ成分もいくつか配合されているため、総合すると肌への負担は比較的高くなると思わざるを得ません。
ベースの部分はいくつかの問題を抱えておりますが、添加されているエイジングケア成分に関しては有用なものもあります。
毛穴の問題の改善効果がすばらしいアーチチョーク葉エキスや、油溶性ビタミンC(皮膚に浸透して48時間前後抗酸化力を発揮するエイジングケア成分)の配合、抗炎症成分であるグリチルレチン酸ステアリル、肌のくすみを軽減する美白成分の配合などが見られます。
こういった添加成分のクオリティは悪くないので,クレンジング後の肌に対する美容効果は多少期待していいものと言えます。
やはり一つ気になる部分であるスクラブ成分は改善の余地として考えられ、大手を振ってお勧めすることがしづらい結果になってしまっているのがもったいないですね。
それ以外の部分では割と使いやすく,肌にマイルドであるのですが。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。