| 成分名 | パルミトイルミリスチルセリン |
| INCI名 | PALMITOYL MYRISTYL SERINATE |
| 化学式 | C33H65NO4 |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜3% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.5 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
パルミトイルミリスチルセリン(PALMITOYL MYRISTYL SERINATE)は、天然アミノ酸であるセリンのヒドロキシル基にパルミチン酸がアシル化(アミド結合)し、カルボキシル基にミリスチルアルコールがエステル結合した両親媒性の非イオン性界面活性剤です。親水部(セリン)と疎水部(C16脂肪酸+C14アルコール)のバランスにより、乳化・可溶化・潤滑・分散の各機能を兼ね備えています。
保湿効果については、両親媒性構造が角質細胞間脂質と類似した配置をとりやすく、角質層に浸透して水分を保持します。in vitro試験において5%配合時に有意な保湿向上が確認されており、セラミドや天然保湿因子(NMF)を補完するアプローチとして評価されています。
皮膚保護・バリア機能強化の観点では、油水界面に配列し、皮膚の脂質層と水分のバランスを整える乳化作用が機能します。脂質構造の乱れた乾燥肌・敏感肌の皮膚バリア再構築を補助する役割も期待されます。
浸透促進効果も特筆すべき特性で、低分子量かつ脂溶性の高い構造を持つため、自身の浸透のみならず、共配合する他の機能成分(ビタミン類・ペプチド類など)の経皮吸収を助けるキャリア的機能も持ちます。これはヒアルロン酸や加水分解コラーゲンといった高分子成分にはない特性です。
安全性は高く、皮膚刺激性・感作性ともに低いと評価されています。天然由来の脂肪酸・アミノ酸・脂肪アルコールから構成され、生分解性に優れる点でも環境負荷の低い素材とされます。化粧品では保湿・エモリエント・浸透補助目的で低〜中濃度で配合されることが多い成分です。
3件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)