解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
S・Sブランド名
ノストラム容量
250ml参考価格
4400円1mlあたり
17.6円JANコード
5205851700030KaisekiID
8140全成分
値段設定の強気なノストラムブランドのヘアマスクです。こちらのヘアマスクも4000円超えと、一級品のトリートメント並に強気に売り出しています。
さて、内容は値段に見合ったものとなっているのでしょうか?
期待の成分としては、パルミトイルミリスチルセリンという浸透性に優れた保湿素材があります。ハリを出すポリクオタニウム-22や、おむつの吸水剤としても知られるポリアクリル酸Naも。
その他にはアルガンオイル、オリーブオイルなどの添加という形ですね。
このトリートメントの特徴、ずばり低コスト臭がすごいという印象です。
良い素材もある、という話をしましたが、実際にはかなり微量であって、大半を占めるのはカチオン界面活性剤やアモジメチコンのようなチープな印象の成分です。
どうしようもなく低品質、というわけではないですが、4000円を超えるトリートメントでこれ?という疑問は免れません。
端的に言えば、いち髪のような市販コンディショナーのほうが優秀に見える程度に凡庸なクオリティです。
このヘアマスクの問題点としては、クマリンという光毒性をもつ成分が含まれること、コーティング素材に蓄積性があることです。
光毒性は紫外線エネルギーを蓄積、放出して皮膚刺激を起こすなどの危険性があること。コーティングの蓄積は使うたびに質感が悪化することを意味します。
単に低品質というだけならまだしも、デメリットもあるのでは気軽に使えるヘアマスクとは言い難いですね。
割高で中身がそれほどでもない、デメリットもあるヘアマスクです。
致命的なデメリットではないので、たまに使う程度でしたら問題ありませんが、たまに使っても髪のためにはあまりなってないという問題も。
もう少しクオリティが高くても良さそうなものですが・・。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。