Ingredient Analysis

クマリン

成分 26件の商品に配合 ID: 3833
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-30

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名クマリン
医薬部外品名クマリン
慣用名・別名2H-クロメン-2-オン、ベンゾピロン
INCI名Coumarin
化学式C9H6O2
分子量146.14 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.01〜0.1%
EWGスコア7/10
EU規制Annex III制限あり
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -30
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

芳香族ラクトン系の香料成分。トンカ豆やスイートバーナルグラスなどに天然由来で含まれるが、化粧品には合成品が使用されることが多い。独特の甘いバルサミック香を付与する目的で配合されるが、皮膚感作性・発がん性リスクの懸念からEUではリンスオフ製品での使用制限が設けられている。

クマリンの解析

クマリン(Coumarin)は、芳香族ラクトン構造を持つ有機化合物で、トンカ豆やスイートバーナルグラスなどの植物に天然含有されるが、化粧品・香料産業では主に合成品が使用される。甘くバニラ様の香りを特徴とし、シャンプー・コンディショナー・ボディソープなどに香料成分として配合される。

安全性面では複数の懸念が指摘されている。皮膚感作性(アレルギー誘発)が確認されており、EU化粧品規則のAnnex IIIにおいてリンスオフ製品では0.025%、リーブオン製品では0.1%以上の配合時には製品ラベルへの成分表示が義務付けられている。また、動物実験において肝臓・腎臓への毒性(反復ばく露)が認められており、GHS分類では特定標的臓器毒性区分2に分類されている。発がん性に関しても動物実験で報告があり、IARCには分類されていないが注意が必要な成分とされている。

日本においては旧指定成分に相当しないが、過剰配合や感作性個体への影響を考慮し、配合濃度管理が求められる。水生環境への急性・慢性有害性も報告されており、環境負荷の観点からも使用には慎重さが求められる成分である。

クマリンを含む商品ランキング

26件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)