| 成分名 | 薬用炭(特殊吸着炭) |
| 医薬部外品名 | 薬用炭 |
| 慣用名・別名 | 活性炭、特殊吸着炭 |
| INCI名 | Charcoal Powder |
| 化学式 | C(炭素多孔質固体) |
| 由来 | 植物性,鉱物 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜5% |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
薬用炭(特殊吸着炭)は、木材などの有機物を500〜1,000℃の高温で蒸し焼きにし、さらに特殊な活性化処理を施すことで得られる高機能な炭素系吸着剤である。日本薬局方にも収載されており、医薬品・医薬部外品の添加剤としても長い使用実績を持つ。
最大の特徴は多孔質構造にある。直径1〜20nm程度の無数の微細な孔(細孔)が表面に密集しており、わずか1gあたりの表面積は約500〜1,300㎡にも達する。この巨大な表面積が、皮脂・毛穴の黒ずみ・老廃物・臭い成分などを物理的吸着によって効率的に捕捉する原動力となっている。化学反応を介さない物理的なメカニズムであるため、肌への刺激は比較的少なく安全性が高い点も特筆される。
化粧品・ヘアケア製品における主な役割は洗浄補助(吸着)、スクラブ・研磨、そして黒色の着色剤の3つである。シャンプー・洗顔料・クレンジング・ボディソープなど洗い流し系製品に多く配合され、通常の界面活性剤では落としにくい毛穴奥の汚れまで除去できる点が支持されている。医薬部外品では薬用石けん・シャンプー等に上限1.0%、化粧品では洗い流し製品に上限2.0%の配合が認められている。
一方で注意点もある。吸着力が強いゆえに必要な皮脂まで過剰除去するリスクがあり、使用頻度や配合濃度が高い場合は肌の乾燥や皮脂分泌の反動増加を招く可能性がある。保湿成分・皮膜形成成分との併用や、適切な使用頻度の管理が重要である。また、黒色の着色力から製品の外観にも影響を与えるため、処方設計上の工夫も必要となる。
9件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
柿のさち 薬用スカルプシャンプー製造販売元:マックス石鹸総合点 3.96
デ・オウ 薬用スカルプケアシャンプー製造販売元:ロート製薬総合点 3.01
RCIIIリラクシングコンディショナー製造販売元:ゲンキ総合点 2.60
LIFELEX 薬用デオドラント ボディソープ製造販売元:コーナンオリジナル総合点 2.05
クリアフォーメン クリーンスカルプシャンプー製造販売元:ユニリーバ・ジャパン総合点 1.90
デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 製造販売元:ロート製薬総合点 1.77
デ・オウ 薬用クレンジング製造販売元:ロート製薬総合点 1.75
デ・オウ 薬用ジェルクレンズ製造販売元:ロート製薬総合点 1.61
デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ ノンメントール製造販売元:ロート製薬総合点 1.59