カテゴリ:育毛トニック
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因アレルゲン1件・経皮吸収11件
メーカー
EVERSKINブランド
EVERSKIN容量
150ml参考価格
1980円1ml単価
13.2円JAN
4589768822049ASIN
B08D8WQZ1SID
11424商品説明
解析チームです。1,980円という手の届きやすい価格帯で「医薬部外品トリプル有効成分」を謳うEVERSKINスカルプヘアトニック。処方のどこが光り、どこが課題なのか、成分データを軸に読み解きます。
総合点は2.96点(業界平均3.0点比 -0.04)と平均水準。ただし内訳を見ると、スコアのばらつきが大きい。
全体的な安全性3.5点は平均を+0.5上回り「平均以上」を記録。一方、保湿力は1.3点と今回解析した222製品中でも際立って低く「要注意」レベル。髪補修力1.9点・使用感1.9点・スカルプケア力2.0点もいずれも「要注意」圏内。育毛効果は3.0点で「標準的」—有効成分は揃っているが、処方全体で育毛をサポートするベース成分(保湿・頭皮コンディショニング系)が極めて薄いことが数値に表れています。
EVERSKIN スカルプヘアトニック ― スタッツレーダー
5点満点。3.0が業界平均水準。
生分解性平均0.90(易分解)は環境負荷の低さという観点では明確な強みです。マイクロプラスチック成分も不使用で、処方の環境配慮度は水準以上と言えます。
リンドウ科センブリを原料とする天然植物エキスで、日本薬局方に収載された伝統生薬。主成分スウェルチアマリンが末梢血管を拡張し、毛根への血流・酸素・栄養供給を底上げする。JP規制上「医薬部外品承認成分」として育毛・脱毛予防効果が公式に認められており、推奨配合量は0.5〜2%。生分解性0.90と環境負荷も低い。
抗ヒスタミン作用を持つ合成成分で、頭皮のかゆみ抑制と血行促進補助を担う。EU Annex III制限成分かつ日本の化粧品ネガティブリスト(頭部のみ0.01%以下で使用可)に該当する点は確認しておきたい事実。CMR分類は2(懸念レベル中)。ただし経皮吸収リスク0.75はデータ上「高い」領域に分類され、これは有効成分が頭皮にしっかり届きやすい処方特性の裏返しとも読める。
甘草由来のトリテルペン系成分。NF-κB経路を阻害する強力な抗炎症作用により、フケや炎症によって乱れた頭皮環境を鎮静化する。推奨配合量0.01〜1%、生分解性0.80。CIR(米国化粧品成分審査機関)で「Safe as Used」評価。センブリエキスとの組み合わせは成分間シナジー情報にも記録されており、「血行促進×抗炎症」の二軸で育毛環境をサポートする設計が読み取れる。
ショウガ根エキスはEWGスコア1(最安全水準)で、ジンゲロール・ショウガオールが血管拡張を誘発。トウガラシ果実エキス(EWGスコア3、EU Annex III制限成分)に含まれるカプサイシンも血行促進作用を持つ。成分間シナジーデータでは「ショウガ根エキス × トウガラシエキス」の組み合わせは相乗的血行促進効果が確認されており、さらにセンブリエキスを加えた三者は「センブリエキス × トウガラシエキス」のシナジーリストにも登録。処方上の意図が透けて見える部分。ただしトウガラシのコメドジェニック度2は敏感な頭皮では留意点となる。
ローズマリー葉エキスのロスマリン酸による抗酸化・抗炎症作用は確立されており、CIR「Safe as Used」・生分解性0.95と安全環境両面で優秀。天然防腐剤としての機能も持つため処方安定にも寄与。成分間シナジーデータでは「ローズマリー葉エキス × セージ葉エキス」の組み合わせが抗酸化力増強として記録済み。ただしローズマリー葉エキスはアレルゲン性ありと判定されており、植物エキスに敏感な方は一点留意。余談ですが、英国キール大学等の研究によるとロスマリン酸はプロスタグランジンE2の産生を抑制することで炎症性脱毛を緩和する可能性が示唆されています。
「育毛の入り口には立てる。でも頭皮を育てる土台が足りない」
有効成分3種・血行促進植物エキス群という育毛に特化した攻めの処方は評価できる。ただし保湿力1.3点が示す通り、頭皮環境を底支えする成分がほぼ不在。血行を促進しても頭皮自体が乾燥・ダメージ状態では、育毛効果を最大化しにくい。安全性3.5点の高さと生分解性0.90の環境配慮は本製品の確かな強みで、1,980円という価格を踏まえると「医薬部外品有効成分を試す入門ステップ」としての意義は認められる。
口コミデータは現時点では参照件数が少なく断定できないが、スタッツ上の使用感1.9点・保湿力1.3点から推測すると、「さっぱりしすぎ・乾燥する」という傾向は今後の口コミでも出やすいと予測される。
使用シーン別推奨度:
処方マップ:育毛への攻め & 頭皮ケアの守りで見る設計バランス
攻め:育毛アプローチ
守り:頭皮ベースケア
解析チーム調べ。成分データベースをもとに処方設計を可視化。