カテゴリ:シャンプー
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一部の成分に注意が必要です
IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収13件
メーカー
ALITTLEブランド
ALITTLE容量
200ml参考価格
2780円1ml単価
13.9円ASIN
B0BXJ6BV4P発売日
2023年4月29日ID
10429商品説明
解析チームです。総合点2.04点、スカルプケア力0.9点、洗浄力0.6点——このシャンプーの成分表には、ある重大な「不在」があります。商品説明との乖離も含め、データをもとに冷静に読み解きます。
総合点2.04点は、解析ドットコムの平均水準(3.0点)を大幅に下回る「要注意」水準。特に洗浄力0.6点・スカルプケア力0.9点・髪補修力1.4点・保湿力1.4点のすべてが低位に集中しており、どの用途でも実力不足が目立ちます。
最も深刻な問題は成分構成そのものにあります。メーカーは「5種のアミノ酸系洗浄成分」を謳いますが、実際の全成分表(13成分)にアミノ酸系界面活性剤は1種も記載されていません。ラウロイルグルタミン酸Naやコカミドプロピルベタイン等のアミノ酸系洗浄剤はどこにも見当たらず、洗浄力0.6点という異例のスコアがこれを裏付けています。炭酸シャンプーを名乗りながら、成分表上は炭酸(CO₂)を保持・発生させる機能性成分(例:重曹+クエン酸の組み合わせ)も確認できない処方です。
処方の設計図|役割グループ別 成分構成(全13成分)
配合順の重心に注目——洗浄剤グループが完全に空白
※バーの長さは成分数の比率を概略表示。配合量は非公開のため比率は成分数ベース。
EWGスコア6——本製品の全成分中、最も高リスクに分類される防腐剤です。グラム陽性菌・真菌への広域抗菌活性を持ち、推奨配合量(0.02〜0.8%)内での使用が前提ですが、内分泌かく乱物質(EDC)の疑いがあるとして欧州での規制議論が続く成分でもあります。JPでは化粧品ネガティブリストに収載(使用制限あり)。CIRの評価は「Safe with Qualifications」であり、無条件の安全宣言ではありません。同じEDC疑い成分のメチルパラベン(EWG:4)と組み合わせて配合されており、2成分同時の内分泌かく乱懸念は客観的なリスクとして記録しておく必要があります。
ハッカ由来の単環式モノテルペンアルコールで、TRPM8受容体を活性化することで清涼感を生み出します。血行促進効果も研究上確認されており、頭皮ケア製品への配合意図は理解できます。ただしGHS感作性1B物質に分類され、かつアレルゲン性ありのフラグが立つ成分です。経皮吸収リスクは0.80と高く、製品が頭皮に直接塗布される性質上、感作リスクは軽視できません。推奨配合量(0.5〜3%)の範囲内での管理が前提となります。
C22長鎖アルキル基を持つカチオン界面活性剤。損傷毛髪の負電荷部位に選択吸着し、疎水性保護膜を形成することで指通りを改善します。ただしこれはリンスアウトのコンディショナーに用いる成分であり、頭皮への直接接触は避けるべきとされています。本製品では全成分中3番目に登場(配合量が多いことを示唆)しており、頭皮への長時間接触が想定されるシャンプー用途としての配置に設計上の疑問が残ります。
甘草由来の抗炎症成分。EWGスコア2・医薬部外品承認成分で、プロスタグランジンE2産生抑制とヒアルロニダーゼ阻害により炎症反応を制御します。頭皮環境改善と刺激緩和において信頼性の高い実績成分で、本製品でほぼ唯一ポジティブに評価できる機能性素材です。ただし、より高い効果を引き出すとされるパンテノールやヒアルロン酸Naなどとの相乗成分が本処方には存在しないため、ポテンシャルが発揮しきれていない可能性があります。
EWGスコア1でフラボノイドやカロチノイドを豊富に含み、抗炎症・血行促進・抗酸化の三機能を持つ欧州伝統医学由来の植物エキスです。ただしGHS感作性1Bに分類されており、キク科植物アレルギーを持つ方には注意が必要です。グリチルリチン酸ジカリウムとの組み合わせに相乗効果のデータがある一方、高濃度の酸化剤・強アルカリ条件下では効果が低下します。
安全性の内訳|EWGスコア分布(EWG登録済み6成分)
防腐剤2成分がEWG中〜高域に集中
余談ですが、2021年のJournal of Cosmetic Dermatologyの総説によると、カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド等)とアニオン系洗浄剤は電荷が逆のため同一処方で配合すると互いの機能を打ち消し合う可能性が指摘されています。本処方では洗浄剤自体が見当たらないため、その拮抗問題以前に洗浄機能の設計そのものに疑問が残ります。
「炭酸シャンプー」の成分表に洗浄剤がない
総合点2.04点という数値以上に気になるのは、成分表と商品説明の乖離です。アミノ酸系洗浄成分・炭酸成分が全成分表13成分のどこにも確認できない以上、ヘアケア目的でこの製品を選ぶ根拠は成分データ上見当たりません。
植物エキス5種の組み合わせとグリチルリチン酸ジカリウムのエイジングケアへの寄与(2.3点)は一定の評価ができますが、それが洗浄力0.6点・スカルプケア力0.9点という弱点を補えるレベルではありません。
使用シーン別推奨度:
口コミデータが現時点でゼロのため、実際の使用感との照合はできない状態です。成分データが示す「洗えていない可能性」がユーザー体験にどう反映されるか、今後の口コミ蓄積に注目する必要があります。
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