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普通じゃないな、というのが第一印象です。
ゴールは同じでも、そこまでの道のりはずいぶんと違っている、と言い換えてもいいでしょう。
クレンジング基材こそトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルで、これは一般的によくあるパターンですが、ほかはかなり違っています。
何と言っても、サーファクチンNaという
納豆由来の界面活性剤が目を引きます。並の食器用洗剤の1000倍の界面活性能を持つといわれる素材ですから、
洗顔という面でかなり存在感を放ちそうです。オリーブ油、アルガン油、ひまわり油、スクワランなどは浮かせ油として働きます。また、オレンジ果皮油もある程度脱脂力を発揮してメイク落としに一役買うでしょう。ザクロやウンシュウミカンなどの美容効果も付加。ヒノキチオール(殺菌剤)は少々リスキーですが、植物由来でみごとに固めた内容となっています。
ビルベリー
オリーブ
オレンジ果皮
ウンシュウミカン果皮エキス
必ずしも、植物性だから優しいとは言えません。この製品もクレンジング基材こそ優しいものですが、ヒノキチオールやオレンジ果皮油などリスク要因もあります。
そういった部分を抜きにすると、クレンジングとして興味深いアプローチです。試すに値する効率的で強力で低刺激なメイク落とし。成分を見ていてワクワクするような気持ちになるのは珍しいものです。面白い。