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ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルがベースというかなり風変わりな処方です。
これは、お化粧のクレンジング剤ではよく見るパターンですが、当然髪用のシャンプーでは勝手が違います。
比較的刺激は少ないながら、脱脂力は濃いメイクを簡単に落とすほどの強さがありますので、
頭皮の皮脂バリアも簡単に落とせるくらいのパワーがあります。
そのわりに使用感は滑らかなので、脱脂されてる感がほとんどないのも特徴です。
ただ、オレフィンスルホン酸Naも配合されているためそれなりに泡立ちやさっぱり感はプラスされていますが。
エキス系は頭皮環境改善系、清浄系エキスなど、割りと品質良いです。
油溶性ビタミンC配合は嬉しいところ。ただ、ベースと相まって感触がしっとりしすぎないか、という心配も。
このシャンプーをどう捉えればいいか難しいところですが、
はっきりわかるのはしっとりタッチとしっかり脱脂という特徴です。
しっとりするわりには、頭皮や髪に特にメリットが多いというわけではなさそうです。
良い部分と奇妙な部分が混ぜ合わさっていて、結果的に中途半端な印象を残しそうなシャンプーとみることができます。
その圧倒的な個性の違いは、一度試してみたいという思いを抱かせますが・・。