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総合点

2.9

総合ランク

597個中 244

成分数

38

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0
あんず油 スタイリングと保湿のクリームバーム解析チャート
販売元による宣伝文
あんず油配合クリームタイプのヘアバームです。
やわらかく伸びがよい・ベタつかず重くならない・ロウや油脂独特のニオイが少ない・洗い落ちがよいと使いやすいさを追求したスタイリング剤です。
適度なホールド力でナチュラルな束感から多めの使用でウェットな質感も楽しめます。
保湿成分あんず油・あんず種子エキスがうるおいコート、ダメージヘアケア成分植物セラミド・発酵セラミドがなめらかに補修ケアします。
手肌にも使えます。
パッチテスト済みです。
あんず油 スタイリングと保湿のクリームバーム解析チャート
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あんず油 スタイリングと保湿のクリームバームの解説

あんず油、のイメージとは違うが

あんず油という商品名から、これを買う人はたいていあんず油でスタイリングが出来ると期待していることでしょう。

確かにあんず油が含まれていることは間違いありませんが、その存在感というのはかなり小さいと言えます。

では何が多いかといえば、石油由来のミネラルオイルです。

石油由来がダメというわけではなくて、それはそれでアリなんですが、あんず油そのものの特徴とは大きく仕上がりが違うということがポイントです。

あんず油の質感を期待して使ったら、テカテカの光沢がまとわりつく石油由来の鉱物油だった、というのは果たして納得されることなのでしょうか。

ミネラルオイルというのは、水分が入り込む余地がほとんどない、ギラギラに光沢を放つ油膜を形成する成分で、その油性感からクレンジングオイルとしても使われる成分。

ツヤはでますが、ナチュラルなバージン毛とはかなり様相が違うものとなります。

ただ、防水性の高い油性成分であるダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)の配合も見られますので、全体としては違和感のあるような仕上がるとはならないものと考えられます。

依然としてあんず油の存在感は乏しいものですが。

この他の要素としては、マイクロクリスタリンワックスや蜜蝋、キャンデリラロウのようなワックス系成分をはじめ、いくつかの安全な界面活性剤などで構成されています。

単にヘアオイルという感じよりも、セット剤としての存在感がしっかりと内包されている構成になっていますね。

その中でも、ベースとなっているミネラルオイルの光沢感、油性感というのが一番際立っているものと思われます。

比較的しっかりした重みのあるクリームで、あんず油というイメージよりはワックスに近い質感であることを注意しましょう。

総合的に見て、安全性は特に問題なく、セット力、ツヤ、抱水性などがバランスよく配合され、感触としては悪くない製品だと思いますね。

繰り返しになりますが、あんず油そのもののイメージとはかなり違うものです。その点を除けば、実用性という意味では悪くなるでしょう。

成分一つ一つのクオリティが高いということはなく、割とオーソドックスな成分を様々に組み合わせて構成しているという内容ですね。