成分名

カプロイルメチルタウリンNa

医薬部外品原料規格

INCI名

Sodium Caproyl Methyltaurate

慣用名・別名

N-ココイルメチルタウリンナトリウム

CAS番号

カテゴリ

アニオン(陰イオン)界面活性剤

化学式

成分ID

24331

カプロイルメチルタウリンNaのイメージ

概要

ヤシ油を由来とし、胆汁中のタウロコール酸と類似する洗浄成分。加水分解安定性が高い。広いpH範囲で起泡性が優れる。非常に細胞毒性が低いアニオン界面活性剤。

カプロイルメチルタウリンNaの解析

アミノ酸系洗浄剤屈指のバランサー

ヤシ油脂肪酸とアミノ酸のタウリンからなるアミノ酸系陰イオン(アニオン)界面活性剤です。

上質な泡が安定的で適度な洗浄力を持つべたつかない洗浄剤。極めて低刺激で、ベビーシャンプーにも使われるレベルの安全性をもちます。

pHや汚れの大小を問わず比較的安定した泡立ちが使いやすさに寄与しています。

最大の特徴は安全性

皮膚刺激や粘膜刺激が非常に低いということです。目にしみたり肌荒れを起こすようなリスクが少ないため、肌の弱い方や赤ちゃんにも安心して使える界面活性剤です。そして、安全性が高いだけでなく、シャンプーの主要な洗浄剤としてもしっかり機能するところが優れた特徴ですね。

pHに左右されない泡立ち

弱酸性領域はもちろん、微アルカリ性のシャンプーでもしっかりした泡立ちを提供します。これはラウレス硫酸ナトリウムなどの界面活性剤と比べても優れた特徴です。そのため主洗浄剤としてはもちろん、ラウレス硫酸ナトリウムなどの補助洗浄剤としても広く採用されている界面活性剤です。

マイルド・ソフト処方に適した洗浄剤

肌の刺激性を抑えた処方のシャンプーに適した洗浄剤です。pHを中性からアルカリ性傾けることによって脱脂力を伴ったシャンプーへの配合も例があります。非常に守備範囲が広く、安全性を訴求した製品への配合に適している極めてバランスの良い洗浄剤の一つで、この成分の配合に関してはほとんどの場合好感度が高くなる成分の一つと言っていいでしょう。

ココイルメチルタウリンNaよりもアルキル鎖が短いのが特徴ですが、タウリン系ではカプロイルメチルタウリンNaのほうが低刺激版となります。

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