解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
(株) ハウスオブローゼブランド名
HOUSE OF ROSE(ハウスオブローゼ)容量
350ml参考価格
1080円1mlあたり
3.1円JANコード
4977673123625ASIN
B077HPQ46J発売日
20171115KaisekiID
10548全成分
解析チームです。今回は、ハウスオブローゼから発売されている「アロマルセット ボディウォッシュ&バブルバス LV&HB」、通称ラベンダー&ハーブの香りのボディソープを徹底解析していきます。ハウスオブローゼといえば、自然派志向で、お肌に優しいイメージがありますよね。今回の製品も、アミノ酸系洗浄剤をベースに、植物エキスを配合した、こだわりの処方となっているようです。ボディソープとしては珍しくバブルバスとしても使えるみたいですよ。それでは、詳しく見ていきましょう。
まず、この製品の総合的な立ち位置を見ていきましょう。解析チームのデータベースによると、この製品は410個中33位という順位です。総合点は5点満点中2.9点と、まずまずの結果です。特筆すべきは、安全性は5点満点中4.1点と非常に高い評価を得ている点。これは、アミノ酸系洗浄剤をベースにしていることや、刺激性の低い成分を厳選していることが理由でしょう。一方で、素材のレベルは1.6点、髪補修力とエイジングケア力もそれぞれ1.6点と1.7点と低め。このあたりは、ボディソープとしての性質上、仕方のないところかもしれません。業界平均と比較すると、安全性はかなり高いものの、素材のレベルや補修力は平均を下回っています。ただし、口コミ評価は5点満点中4.4点と、ユーザーからの満足度は非常に高いようです。コスパについては、5点満点中2.9点と平均レベル。価格は1080円、容量は350ml。決して安くはありませんが、高品質な成分を考慮すれば、納得できる価格設定と言えるでしょう。成分数は26個と、決して多くはありません。シンプルでありながら、効果的な処方を目指していることがうかがえます。数値で見る限り、突出した部分は少ないものの、安全性が高く、ユーザーからの評価も高いという、バランスの取れた製品と言えるでしょう。
次に、この製品の核となる成分について見ていきましょう。今回は特に重要な4つの成分をピックアップしました。
まずは、カプロイルメチルタウリンNa。この成分は、ヤシ油由来のアニオン界面活性剤で、胆汁酸の一種であるタウロコール酸と構造が似ています。何がすごいのかというと、非常に高い洗浄力を持ちながら、細胞毒性が非常に低いという点です。つまり、お肌に優しく、マイルドに洗い上げることができるということ。研究データによると、カプロイルメチルタウリンNaは、他のアニオン界面活性剤と比較して、皮膚への刺激性が低いことが示されています。また、pH変動にも強く、幅広いpH領域で安定した起泡力を発揮します。これは、洗浄時の泡立ちの安定性、泡切れの良さにも貢献しています。特に乾燥肌の方や、敏感肌の方には嬉しい成分と言えるでしょう。
続いて、ラウロイルメチルアラニンTEA。こちらは、アミノ酸系の洗浄成分で、中性タイプに分類されます。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良いのが特徴。洗い上がりは比較的さっぱりとしており、指通りもなめらか。アミノ酸系洗浄剤でありながら、あまりしっとりさせたくない、という方には最適な成分でしょう。ラウロイルメチルアラニンTEAの大きな特徴は、脱脂力が穏やかな点。肌に必要な油分を奪いすぎず、やさしく汚れを落とします。また、生分解性に優れているため、環境にも優しい成分と言えるでしょう。
3つ目は、ココイルメチルタウリンNa。こちらもアミノ酸系の洗浄剤で、洗浄力、泡立ちの安定性、低刺激性、コンディショニング効果など、どれをとっても優秀。まさにアミノ酸系洗浄剤の優等生といったところでしょうか。特に、泡立ちの良さと泡切れの良さは特筆すべき点。研究データによると、ココイルメチルタウリンNaは、他のアミノ酸系洗浄剤と比較しても、泡立ちが早く、泡の持続性も高いことが示されています。さらに、洗い上がりのベタつきが少ないのも嬉しいポイントですね。アミノ酸系シャンプーでありがちな、洗い上がりのヌルつきが苦手な方には、是非とも試していただきたい成分です。
最後は、サボンソウ葉エキス。その名の通り、サポニンという天然の界面活性剤を豊富に含んでいます。サポニンは、古くから石鹸として使われてきた成分で、頭皮の清浄作用や古い角質の除去を助ける効果が期待できます。このサボンソウ葉エキスは、泡立ちを良くするだけでなく、肌の汚れを優しく落とす効果も期待できます。余談ですが、サボンソウは、その名の通り石鹸として利用されてきた歴史があり、古代ローマ時代には洗濯にも用いられていたそうですよ。天然の洗浄成分として、注目されている成分の一つです。
これらの成分を組み合わせることで、洗浄力がありながらも、肌に優しく、洗い上がりもさっぱりするという、理想的なボディソープを実現していると言えるでしょう。
この製品のメリットとデメリットについて、さらに深く掘り下げていきましょう。まず、メリットとして挙げられるのは、その優しい洗い心地です。アミノ酸系洗浄剤をベースにしているため、洗浄力が穏やかで、肌への刺激が少ないのが特徴です。特に、カプロイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、ココイルメチルタウリンNaの3つの成分は、いずれも低刺激で、デリケートな肌の方でも安心して使用できます。さらに、サボンソウ葉エキスが、天然の界面活性剤として、洗浄力をサポート。洗い上がりは、さっぱりしつつも、つっぱる感じは少なく、適度な潤いが残るように感じます。また、泡立ちが良いのもメリットです。豊かな泡で、優しく全身を洗うことができます。泡切れも良く、すすぎも簡単。時間がない時でも、サッと洗い上げることが可能です。バブルバスとしても使える点も、ユニークで魅力的。お風呂時間をリラックスできる時間に変えてくれます。香りは、ラベンダーを基調としており、リラックス効果も期待できます。また、アロマオイルをブレンドした香りは、自然な香りが特徴です。ボディソープとしてだけでなく、アロマテラピーのような効果も期待できるでしょう。次に、デメリットについても見ていきましょう。まず、この製品は、洗浄力が穏やかな分、洗浄力重視の方には、少し物足りなく感じるかもしれません。特に、皮脂の多い方や、汗をかきやすい方は、洗浄力が高い他の製品を検討した方が良いかもしれません。また、成分表示を見ると、メチルパラベンやプロピルパラベンなどの防腐剤が含まれています。これらの成分にアレルギーがある方は、注意が必要です。ただ、一般的には、これらの成分は安全性が高いとされています。また、アミノ酸系洗浄剤をベースにしているため、一般的なボディソープと比較すると、価格はやや高めです。コスパを重視する方には、少し負担に感じるかもしれません。また、アミノ酸系洗浄剤は、洗浄成分が肌に残りがちという側面も持ち合わせていますが、洗い上がりは意外にもさっぱりとしているため、この製品に関してはあまり気にしなくても良さそうです。ただ、泡立ちが良すぎるあまり、すすぎ残しには注意しましょう。
ここで豆知識ですが、アミノ酸系洗浄剤は、肌のタンパク質を構成するアミノ酸と構造が似ているため、肌に優しいと言われています。特に、乾燥肌や敏感肌の方は、アミノ酸系洗浄剤を積極的に選ぶと良いでしょう。この製品は、アミノ酸系洗浄剤の中でも、特に刺激の少ない成分を厳選しているので、お肌に優しいボディソープを探している方には、非常におすすめです。また、ラベンダーとハーブの香りは、リラックス効果も期待できるため、お風呂時間を癒しの時間に変えてくれるでしょう。
さて、ここまで「ハウスオブローゼ アロマルセット ボディウォッシュ&バブルバス LV&HB」を徹底的に分析してきました。結論としては、この製品は、高い安全性と優しい洗い心地を両立した、非常にバランスの取れたボディソープと言えるでしょう。アミノ酸系洗浄剤をベースに、植物エキスを配合した処方は、まさに「肌に優しい」を体現したかのようです。洗浄力は穏やかですが、その分、肌への負担が少なく、乾燥肌や敏感肌の方でも安心して使用できるのが最大の魅力です。また、バブルバスとしても使える点は、この製品ならではのユニークな点。お風呂時間をより楽しく、リラックスできる時間に変えてくれます。ただ、洗浄力を重視する方や、コスパを重視する方には、他の製品の方が適しているかもしれません。しかし、肌への優しさを最優先に考える方にとっては、この製品は非常におすすめです。香りは、リラックス効果の高いラベンダーとハーブの香り。お風呂からあがった後も、ふんわりと香りが残り、心地よい気分にしてくれます。この香りは、まるでアロマテラピーを受けているかのような気分にさせてくれるでしょう。この製品の本質的な価値は、単なるボディソープではなく、肌への優しさと癒しを提供する、ということにあるのかもしれません。ただ洗浄するだけでなく、バスタイムをリラックスできる空間へと変えてくれる、そんなボディソープだと私は思います。
最後に、使用シーン別の推奨度をまとめます。
個人的には、この優しい洗い心地は、ぜひ一度試していただきたいですね。特に、疲れた日や、ストレスを感じた日には、このボディソープを使って、ゆっくりとバスタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。