Ingredient Analysis

コハク酸ジエトキシエチル

成分 29件の商品に配合 ID: 670
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名コハク酸ジエトキシエチル
慣用名・別名コハク酸ジ(2-エトキシエチル)
INCI名Diethoxyethyl Succinate
化学式C10H18O6
分子量262.30 Da
由来半合成
推奨配合濃度2〜8%
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

コハク酸ジエトキシエチルは、コハク酸とエトキシエタノール(2-エトキシエタノール)のジエステル。主用途は溶剤・エモリエント剤で、化粧品中で油性成分や活性成分の溶解性を高めながら、皮膚に対してしっとりとした使用感を付与する。保湿・柔軟化作用を持ち、エイジングケアや乾燥肌向け処方に配合されることが多い。強い美容効果を持つ主役成分ではなく、製剤を安定・使用感を整えるサポート成分として機能する。

コハク酸ジエトキシエチルの解析

コハク酸ジエトキシエチルは、天然に存在する有機酸であるコハク酸(琥珀酸)と、エーテルアルコールであるエトキシエタノールとのジエステル結合により生成される合成成分(CAS: 26962-29-8)。化粧品処方における主な役割は溶剤・エモリエントであり、難溶性の油性成分や有効成分を製剤中に安定に保ちながら、皮膚へのなめらかな感触を引き出す。

作用機序としては、エステル構造がもつ適度な親油性と溶剤としての極性バランスが、皮膚表面の角質層に浸透しやすい油膜を形成し、エモリエント効果(皮膚柔軟化)をもたらす。また、皮膚の水分蒸散を緩やかに抑制することで、保湿感の持続に間接的に寄与する。ヒアルロン酸やグリセリンのような直接的な吸湿剤とは異なり、「皮膚の感触を整える補助保湿剤」としての位置づけが適切。

類似成分であるコハク酸ジエチルやコハク酸ジオクチルと比較すると、エトキシエタノール由来の極性エーテル基の存在により水との相溶性が高く、ウォーターベースの製剤にも配合しやすい特性を持つ。油と水の橋渡し的な溶解性プロファイルが、乳液・美容液・化粧水といった幅広い剤型への適用を可能にしている。

安全性については、一般的な化粧品濃度での使用において大きな問題は報告されていないが、エトキシエタノール(グリコールエーテル系)由来の分子構造から、敏感肌や一部アレルギー体質の人では注意が必要とされる。EWGスコアとしての評価は現時点で明確なデータはないが、エトキシエタノール自体は高濃度での毒性が知られているため、製品中の最終濃度管理が重要。

製品処方上は「目立たないけれど使用感を大きく左右する縁の下の力持ち」的な成分であり、クリームやセラム中で他の高機能成分を活かすための処方設計に貢献する。ドクターズコスメやエイジングケアラインへの配合例が多く見られる。

相性の良い成分

グリセリン プロピレングリコール パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

高濃度アルコール 強酸化剤

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