Ingredient Analysis

セトリモニムクロリド

カチオン界面活性剤 7件の商品に配合 ID: 87538
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-20

安全性
+10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名セトリモニムクロリド
医薬部外品名塩化セチルトリメチルアンモニウム
慣用名・別名帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤、殺菌剤
INCI名Cetrimonium Chloride
化学式C19H42ClN
分子量320.04 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア4/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 旧指定成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

セトリモニウムクロリド(塩化セチルトリメチルアンモニウム)は、第四級アンモニウム塩型のカチオン界面活性剤。毛髪表面に吸着して帯電防止・柔軟効果を発揮し、コンディショナー・トリートメントに広く配合される。殺菌作用も持つが、頭皮への刺激性が懸念され、旧表示指定成分に該当する。

セトリモニムクロリドの解析

セトリモニウムクロリド(INCI: Cetrimonium Chloride)は、別名塩化セチルトリメチルアンモニウムとも呼ばれる第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤です。炭素数16の長鎖アルキル基(セチル基)を持ち、毛髪表面のアニオン(マイナス)部位に強く吸着することで、帯電防止・柔軟化・滑り改善の効果を発揮します。

コンディショナーやトリートメント、カラートリートメントなどに広く配合され、洗髪後の髪の絡まりや静電気を抑制し、指通りを向上させる仕上げ剤として機能します。ただし、これは髪の表面を一時的にコーティングするものであり、毛髪の内部補修や根本的なダメージ改善には寄与しません。

安全性の観点では、旧表示指定成分(現在の旧指定成分制度)に該当し、接触性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性が報告されています。また、タンパク変性作用・殺菌作用も有しており、頭皮に直接付着した場合に刺激となるリスクがあります。このため、頭皮を洗浄するシャンプーへの配合は特に注意が必要とされています。

EWGスコアは3〜4程度に位置し、低濃度での使用であれば一般的に許容されますが、感作リスクがあることから敏感肌や頭皮トラブルを抱えるユーザーへの推奨度は低いとされています。ベヘントリモニウムクロリドなど炭素鎖の長い類似成分と比べると刺激性がやや高いとされており、近年はより低刺激な代替成分(アミドアミン系など)への置き換えが進んでいます。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ケラチン

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤 高濃度タンパク質加水分解物