Ingredient Analysis

テトラデセンスルホン酸Na液

アニオン界面活性剤 8件の商品に配合 ID: 9893
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名テトラデセンスルホン酸Na液
医薬部外品名テトラデセンスルホン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウム液
慣用名・別名α-オレフィンスルホン酸ナトリウム、AOS、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
INCI名Sodium C14-16 Olefin Sulfonate
化学式C14H27NaO3S(主成分)
分子量380.5 Da
由来合成
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3〜8
EWGスコア6/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
テトラデセンスルホン酸Na液の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数14のα-オレフィンをスルホン化したアニオン界面活性剤(AOS)の液状製剤。ラウレス硫酸Naと同等レベルの高い洗浄力・起泡性を持ち、食器用洗剤にも使われるほどの強力な脱脂力が特徴。酸性域でも安定して機能するが、肌・頭皮・髪への負担が大きく、敏感肌やダメージ毛には不向き。

テトラデセンスルホン酸Na液の解析

α-オレフィンスルホン酸塩(AOS)に分類されるアニオン界面活性剤で、医薬部外品における表示名は「テトラデセンスルホン酸ナトリウム液」。INCI名はSodium C14-16 Olefin Sulfonateに相当し、炭素数14を主体とするα-オレフィンを無水硫酸でスルホン化後、NaOHで中和・加水分解して得られる。

洗浄力・起泡性が際立って高いのが最大の特徴で、「食器用洗剤といえばAOS」と言われるほど業界で広く採用されている。石鹸とは異なり酸性条件や汚れがある環境でも界面活性能を維持し、皮脂・油汚れ・スタイリング剤などを効率よく除去できる。価格が安価で安定供給しやすいことから、シャンプー・ボディソープ・洗顔料など幅広い洗浄製品に配合されている。

一方で、脱脂力がラウレス硫酸Naと同等かそれ以上と言われるほど強力なため、髪や肌の表面脂質・バリア成分まで除去してしまいやすい。仕上がりがパサつきやすく、つっぱり感が出やすいため、ケア重視の処方では単独使用は避けられ、補助洗浄剤や保湿成分との組み合わせが一般的。ラウリル硫酸Naと比べると肌への浸透性はやや低いとされるが、表面刺激・乾燥誘発リスクは依然高い。

敏感肌・乾燥肌・ダメージヘアの方は注意が必要。皮脂が過多でワックス系スタイリング剤を使用するシーンでは機能的だが、バリア機能が低下している肌・頭皮に用いると乾燥・炎症・肌荒れのリスクが高まる。日本では表示指定成分に指定されており、消費者が製品選択時に確認できるよう成分表示が義務付けられている。生分解性はラウレス硫酸Naよりやや良好とされるが、環境負荷は他のマイルド系洗浄剤と比較すると高め。

相性の良い成分

起泡補助剤 安定化剤

相性の悪い成分・混合注意

強陽イオン界面活性剤 高濃度カチオン化ポリマー