カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収6件
メーカー
スタージュ株式会社ブランド
ルプルプ(LPLP)容量
150ml参考価格
6490円1ml単価
43.3円JAN
4511914900011ASIN
B00J7KI04M発売日
2021年3月2日ID
11866製造国
日本シリーズ名
LPLP(ルプルプ)対象の髪タイプ
薄毛・抜け毛が気になる方、頭皮環境を整えたい方向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
開発】 ルプルプ LPLP 薬用育毛エッセンス 医薬部外品スタージュ株式会社
■ 総合2.69点|成分6個が示す育毛特化の代償

育毛トニック内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
規制対象・高EWG成分は見つかりませんでした
解析チームです。今回は『ルプルプ LPLP 薬用育毛エッセンス』を見ていきます。
全成分はわずか6種類、うち4種が厚生労働省の承認を受けた有効成分というシンプルな処方です。気になるのは「4種の有効成分を備えながら、なぜスカルプケア力1.6点という評価にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
総合2.69点は平均3.0点をやや下回る、やや物足りない水準です。有効成分4種による育毛・抗炎症への特化は医薬部外品として筋が通っていますが、保湿や頭皮バリアを担う「その他の成分」が海藻エキス1種のみという構成が、総合点を引き下げています。
厚生労働省が育毛・脱毛予防への効能を認めた医薬部外品有効成分です。主成分スウェルチアマリン(苦味配糖体の一種)が末梢血管を拡張し、毛根への血流と栄養供給を高める働きがあります。日本薬局方収載の伝統生薬で、育毛剤では定評のある成分です。グリチルリチン酸ジカリウムとの相乗効果が処方内で成立しており、炎症を抑えながら血行を促す二方向からのアプローチが期待できます。
タマサキツヅラフジ由来のアルカロイド系成分(植物に含まれる窒素化合物の総称)です。日本では円形脱毛症治療を対象とした医薬品として承認実績があり、頭皮の微小循環改善と毛根周辺の免疫調整作用が知られています。化粧品への外用配合は事例が限られるため、育毛エッセンスへの採用は珍しい処方設計です。センブリエキスとともに血行促進を二重に担う、この製品の中核成分です。
甘草(カンゾウ)を原料とする植物性の抗炎症成分で、EWGスコア2・日本では医薬部外品承認成分として評価されています。プロスタグランジンE2(炎症を引き起こす伝達物質)の産生を抑え、頭皮のかゆみ・ふけを緩和します。センブリエキスとの相乗効果が成分データで示されており、炎症を鎮めながら血行を促す組み合わせとして処方設計の巧みさが確認できます。
セファランチン1種に確認すべき点がありますが、残り5成分はEWGスコア1〜2の範囲で皮膚安全性の懸念が少ない処方です。
その他の5成分はGHS感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱性(EDC)への該当がいずれもなく、規制上の問題もありません。全成分の生分解性平均は0.83(易分解水準)と高く、環境への負荷が低い点もこの処方の強みです。
安全性3.5点(平均3.0点比+0.5点)は、この製品でいちばん高いスコアです。全6成分がEWGスコア1〜2の範囲に収まり、EU・日本ともに規制上の問題がある成分はありません。成分数が少ないぶん余計なリスク要素が入りにくく、生分解性平均0.83という環境への低負荷もプラスに機能しています。
スカルプケア力1.6点(要注意水準)が、前書きで触れた疑問の答えです。有効成分4種はすべて抗炎症・血行促進に特化しており、頭皮の保湿やバリア補修を担うグリセリン・セラミド類、皮脂バランスを整えるピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6系成分)などが処方に存在しません。「その他の成分」が海藻エキスのみという構成では、頭皮全体を整える機能を評価軸で補うことが難しい状況です。
保湿力1.8点・髪補修力1.7点も同じ理由から来ています。有効成分に絞った処方は安全性を高める半面、頭皮ケアの総合力では物足りなさが残ります。口コミ数が少なく使用感の照合は限られますが、成分構成から見るとこの数値は整合しています。
一言で言うと、有効成分4種の選択は医薬部外品として方向性が明確ですが、頭皮全体を整える土台の薄さが総合点2.69点を引き下げている商品です。炎症と血行に絞った育毛ケアを求める方向けの選択肢といえます。
効果を引き出すには、メーカーが推奨する最低6か月の継続使用が鍵です。ヘアサイクル(毛周期)は成長期・退行期・休止期を合わせると3〜6か月かかるため、頭皮のかゆみやベタつきの変化を月単位で観察しながら使い続けることが現実的な使い方です。
余談ですが、日本薬局方によるとセンブリは苦味健胃薬として現在も収載されている生薬であり、長い使用歴がある分だけ安全性データも蓄積されています。まずは3か月、頭皮の状態の小さな変化を目安に使い続けてみてください。
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