解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
and and容量
480ml参考価格
1540円1mlあたり
3.2円JANコード
4901301389329KaisekiID
7750全成分
肌にマイルドなわりに潤滑性を感じさせるトリートメントです。
ベースはステアロキシプロピルジメチルアミン。3級カチオン界面活性剤です。
普通は4級カチオン界面活性剤というのを使われますが、3級は肌にマイルド、4級はわりと肌荒れしやすいという違いがあります。
それだけだと3級の方が良いではないか、となりそうですが、ヘアケア効果は圧倒的に4級の方が高いです。
3級はお世辞にも良い手触りになる、とまではいえません。マイルドさ重視です。
さて、3級カチオン界面活性剤ベースであまりダメージ部分の補修が期待できないのですが、その他の成分でどれだけカバーできるているでしょう。
まず、PPG-3カプリリルエーテルというシリコン代替成分の配合があります。シリコンも配合されているので、ある程度滑りは良さそうですね。
さらにヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルによる強いツヤ感というのも加わります。
一時的にせよ、滑りとツヤはある程度表現できてそうですね。
乳酸やりんご酸の配合によって髪のミネラル分の掃除もできそうな予感がするなど、地味ですがある程度使用感は良さそう。
ツヤと滑り、この2点においては使いごたえが期待できそうです。
ただ、4級カチオン界面活性剤がないことで、ダメージ部分の補修はかなり甘いので、ツヤも指通りも良い状態が持続しにくいという弱点があります。
ということで、ダメージレベルがあまり高くなければOKで、ダメージ毛の改善目的ならばNGという、トリートメントらしからぬ結果に。
多くは期待できない、ただし肌に優しい、といった具合。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。