解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
シュワルツコフブランド名
ビオロジー容量
150ml参考価格
1650円1mlあたり
11円JANコード
4987234351008KaisekiID
7410全成分
強く洗って補修する、という商品名そのままの効果を期待できるシャンプーです。
だからといって品質が高いとは言えませんが。
基本的なベースはラウレス硫酸ナトリウムです。この時点で、ある程度品質はお察しですが、ココアンホジ酢酸2Na、ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリルの添加で少々暴れん坊な部分の緩和ができていると見ることができます。
ヤシ油脂肪酸PEG‐7グリセリルに関しては補助洗浄剤というより潤滑性付与の目的が強いかもしれませんね。この非イオン界面活性剤には潤滑性をもたらすというある意味で副作用があります。
さらに、ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)の配合によってダメージ部分に吸着するタイプの補修効果を得ることが可能となっています。この後出てくる加水分解ケラチン、小麦たんぱくとともに、髪に弾力を与える役割を果たしてくれるでしょう。
ダメージ部分に選択的に吸着するため、質の良いコンディショニング効果として仕上がりを実感できるメリットがあります。
カラフトコンブエキスやニオイテンジクアオイエキスの配合、サーマスサーモフィルス培養物、アンズ核油の配合によって、抗酸化作用、皮脂分泌コントロール機能、エモリエント効果などを得ることが可能です。
この辺りのエキスのクオリティーもまずまず悪くないですね。一般的な製品よりも質が高めで効果的なチョイスといえます。
シャンプーとしての洗浄剤の質は正直言って大したことありません。これよりも品質が高いものは山ほど存在するでしょう。
ただ、補修効果の部分や植物エキスの質などでクオリティを見出すことができ、仕上がりに関してはボリュームアップ、ハリコシといった要素の改善を見ることができそうです。
ラウレス硫酸ナトリウムベースというのは必ずしも良い洗浄剤ではありませんが、他の添加成分のミックスによって強すぎる洗浄力の緩和が図られていますし、エキスによるスキンコンディショニング効果もまずまず高いので、。ラウレス硫酸ナトリウム系のシャンプーの中では比較的悪くない製品であると思います。
シャンプー全体では当然、上位に入ってくるようなクオリティではないのですが、一定のメリットを期待できる部分があるという印象ですね。
このシャンプーを使うことに必ずしも反対すると言うことにはならないと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。