ヘアキューブ「クレンジングシャンプー」の解析結果

ヘアキューブ「クレンジングシャンプー」の解析

今回は、美源堂株式会社が販売する「ヘアキューブ クレンジングシャンプー」について分析を行います。このシャンプーは、人気の育毛剤ヘアキューブのラインナップとして登場した製品で、特に頭皮ケアに重点を置いています。

「ヘアキューブ クレンジングシャンプー」は、2020年8月17日に発売された製品で、500mlの容量で4200円という価格設定になっています。これを基に計算すると、1mlあたりの価格は約8.4円となります。

注目の成分

• ココイルアラニンTEA：アミノ酸系洗浄成分の一つで、肌に優しく、洗浄力も高いです。
• ココイルグルタミン酸TEA：弱酸性で肌に優しく、泡立ちも良いアミノ酸系洗浄成分です。
• ステアラミドプロピルジメチルアミン：３カチ（３級カチオン界面活性剤）。タンパク変性作用はそれほど高くありませんが、一般的な洗浄剤に比べるとリスキーなので、あまり頭皮にはつけたくない。

商品のメリット

「ヘアキューブ クレンジングシャンプー」の最大のメリットは、アミノ酸系洗浄成分と9つの植物エキスを配合したことによる頭皮ケア効果です。アミノ酸系洗浄成分は肌に優しく、頭皮の乾燥を防ぎます。また、9つの植物エキスは頭皮の健康を保つために必要な栄養素を補給します。これらの成分が頭皮環境を整え、健やかな髪の育成をサポートします。

デメリット

一方、価格が4200円と少々高めであることがデメリットと言えます。また、3級カチオン界面活性剤が配合されていることから、タンパク変性作用が強まる可能性も指摘されています。

まとめ

ヘアキューブ「クレンジングシャンプー」は、洗浄力の高いアミノ酸系シャンプーに育毛成分をプラスした商品です。洗浄と育毛の両立を図ったユニークな商品設計が魅力で、頭皮と育毛にこだわりたい人におすすめです。価格がやや高めののが玉にキズかもしれませんが、機能性を求めるなら値段の割に合う品質だと言えるでしょう。１つ言えば、カチオン界面活性剤は要らない気がしますね。これは育毛という観点からは全くそぐわないですし、中途半端に髪がさらさらになる要素を入れて、リスクをとる価値がそこにあったのかな、とは思いました。