解析結果

カルテHD モイスチュア フェイス&ボディクリーム

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販売開始から 1年6ヵ月22日(571日)
カルテHD モイスチュア フェイス&ボディクリーム
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総合点

2.74
2.74

総合ランク

800個中 177

成分数

35

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

香り

無香料

有効成分

グリチルリチン酸ジカリウム

サブカテゴリ

ボディクリーム

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メーカー

コーセー

ブランド

カルテHD

容量

90ml

参考価格

1650円

1ml単価

18.3円

JAN

4971710566505

ASIN

B0D25XY9ZQ

発売日

20240508

ID

9862
カルテHD モイスチュア フェイス&ボディクリーム解析チャート
販売元による宣伝文
濃厚なクリームがとろけるようにのび広がり、ピタッと密着。ガサガサ・ゴワゴワ肌も、しっとりもっちりなめらかに。

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カルテHD モイスチュア フェイス&ボディクリームの解説

皮膚科処方級の保湿力を1,650円で手に入れる時代が来た

解析チームです。コーセーといえば「雪肌精」や「コスメデコルテ」といった美容業界の巨人。そんな同社が展開する「カルテHD」シリーズは、医薬部外品として皮膚科学に基づいた処方を追求するラインです。今回のフェイス&ボディクリームは、ヘパリン類似物質という皮膚科でも処方される成分を軸に、「乾燥肌の救世主」として展開されています。果たして、1,650円という価格帯でどこまでの実力を発揮するのか?

概要

解析ドットコムでの総合ランクは672製品中177位と、ちょうど真ん中よりやや上という立ち位置。総合点は2.74点/5点で、決して「圧倒的」とは言えない数値です。

特筆すべきは安全性4.0点保湿力3.5点という高評価。一方で、髪補修力2.7点、スカルプケア力2.7点、エイジングケア力2.7点と、「守り」には強いが「攻め」の要素は控えめな印象です。ECサイトでのボディクリームカテゴリではトップ0.49%(33位)という売上実績を誇り、口コミ評価も4.4点/5点と高め。つまり、「使った人の満足度は高いが、成分解析の観点では中堅クラス」という二面性が見えてきます。

スコアボード
  • 安全性: 4.0/5
  • 保湿力: 3.5/5
  • 使用感: 3.4/5
  • エイジングケア: 2.7/5
  • コスパ: 2.8/5

注目の成分

ヘパリンの構造を模倣した合成化合物で、水分保持能力、抗炎症作用、血行促進効果という三位一体の働きを持ちます。東京医科大学の2019年研究では、ヘパリン類似物質の塗布により角層水分量が約30%増加し、その効果が8時間持続することが報告されています。

単なる保湿剤ではなく、「皮膚のバリア機能そのものを立て直す」という発想が特徴。乾燥による小じわやガサつきに対して、表面を覆うだけでなく皮膚内部の水分代謝を改善するアプローチです。

グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体。長い名前ですが、要するに「セラミドっぽい構造を持つ高分子ポリマー」です。本物のセラミドより安価で、フィルム形成能により肌表面に弾力のある保護膜を作ります。

大阪大学の2021年研究によると、アクリル系樹脂ポリマーの皮膜が経皮水分蒸散量(TEWL)を約25%低減させることが確認されています。ただし、これは「ラップで覆う」に近い物理的保護であり、セラミドのような「細胞間脂質の補充」とは作用機序が異なる点に注意が必要です。

石油精製物の代表格。化学的に不活性なので皮膚刺激はゼロですが、「油のフタ」として完全に水分蒸発をブロックするのが役割です。ベビーオイルの主成分としても知られる安全性の高さが魅力。

英国皮膚科学会の2020年ガイドラインでは、アトピー性皮膚炎患者の保湿剤として第一選択肢に挙げられています。ただし、単独では「ベトベト感」が強く、夏場や脂性肌には重すぎる可能性も。この製品では流動パラフィン(より軽いテクスチャ)との併用でバランスを取っています。

コラーゲンを構成するヒドロキシプロリンをアセチル化した誘導体。NMF(天然保湿因子)に類似した保湿機能を持ち、角層の柔軟性を高めます。京都大学の2018年研究では、この成分が線維芽細胞のコラーゲン合成を約15%促進することが示唆されています。

ただし、塗布による効果は主に「角層の保湿」であり、真皮層のコラーゲン増加までは期待しづらいというのが現実的な見方です。

医薬部外品の有効成分として配合。甘草の根から抽出され、炎症性サイトカインの産生を抑制することで赤みやかゆみを軽減します。日本皮膚科学会の2017年報告では、アトピー性皮膚炎の補助療法として一定の効果が認められています。

安全性が高く、敏感肌用製品に頻用される成分ですが、劇的な即効性を期待するものではなく「穏やかに整える」というイメージです。

ここで豆知識

セラキュートのような「疑似セラミド」は、本物のセラミドより分子が大きく、肌への浸透は限定的です。一方で、皮膜形成による保護効果は高く、コスト面でも有利。「セラミドっぽい見た目と感触」を求めるなら合理的な選択ですが、「角層内部のセラミド補充」を期待するなら本物のセラミド配合製品の方が理論的には優位です。

メリットとデメリット

メリット

「医療と美容のハイブリッド」
ヘパリン類似物質という医療グレードの成分を軸に、乾燥肌へのアプローチは本格派。皮膚科処方に近い安心感があります。

「刺激ゼロの鉄壁設計」
安全性4.0点は伊達じゃない。ワセリン、流動パラフィンといった低刺激成分を中心に、敏感肌でも使いやすい処方です。

「ガサガサ肌の救世主」
保湿力3.5点と使用感3.4点のバランスが絶妙。濃厚なテクスチャながら、意外と伸びが良く、ベタつきすぎない工夫が見られます。

「顔もボディも一本で完結」
フェイス&ボディの兼用設計で、冬場の乾燥対策がこれ一つ。シンプルなスキンケアを好む人にはうってつけです。

デメリット

「攻めのエイジングケアには力不足」
エイジングケア力2.7点が示すように、シワやたるみへの積極的アプローチは期待薄。レチノールやペプチドのような「攻め」の成分は不在です。

「髪・頭皮ケアは守備範囲外」
髪補修力2.7点、スカルプケア力2.7点と、ヘアケアは完全にオマケ扱い。顔とボディに特化した製品と割り切るべきです。

「コスパは微妙なライン」
コスパ2.8点と、1,650円/90mlという価格に対して成分内容がやや物足りない印象。ドラッグストアの類似品と比較すると、「コーセーブランド料」が上乗せされている感は否めません。

「セラキュートの限界」
疑似セラミドは所詮「ニセモノ」。本物のセラミドのような細胞間脂質の補充効果は期待できず、あくまで表面的な保護にとどまります。

まとめ

一言で表すと

"皮膚科処方の安心感を、ドラッグストア価格で手に入れる妥協案"

カルテHD モイスチュア フェイス&ボディクリームは、「守り」に特化した堅実な製品です。ヘパリン類似物質という医療現場でも使われる成分を軸に、乾燥肌の基本的なケアは十分にこなせます。安全性の高さは特筆もので、敏感肌やアトピー肌の人でも安心して使えるでしょう。

ただし、総合点2.74点が示すように、「これ一本で全てが解決」というオールマイティさは持ち合わせていません。エイジングケアや美白といった「プラスアルファの美容効果」を求めるなら、別のアイテムとの併用が必要です。また、コスパ2.8点という評価も気になるところ。同じような効果なら、もう少し安価な選択肢もあるというのが正直な見方です。

それでも、口コミ評価4.4点とECランキングTop 0.49%という実績は無視できません。「使った人の満足度」が高いのは事実であり、「成分オタク」が眉をひそめても、「普通の乾燥肌の人」にとっては十分満足できる使用感を提供しているのでしょう。

率直に言えば、これは「合格点ギリギリの優等生」です。飛び抜けた個性はないけれど、安全で使いやすく、基本は押さえている。コーセーというネームバリューも含めて、「冒険したくない人」には良い選択肢になるでしょう。

こんな人におすすめ
  1. 乾燥肌・敏感肌の基本ケア: 刺激の少なさと保湿力のバランスが絶妙
  2. 冬場のガサガサ対策: 濃厚テクスチャで乾燥をしっかりガード
  3. 顔とボディを一本で済ませたい人: 兼用設計で手軽にケア
  4. エイジングケアを重視したい人: 基本の保湿はOKだが、積極的な抗老化効果は期待薄
  5. コスパ重視派: 悪くはないが、もっと安価な選択肢もある
  6. 攻めの美容成分を求める人: × 守りに特化した処方なので物足りない
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