雪肌精の乳液、それも、エクセレントと名のつく製品です。
単純に、どこがエクセレントなのかという問題ですね。
シンプルに雪肌精のノーマル乳液と、こちらのエクセレント乳液を比較してみましょう。
いわゆる有効成分と考えられるビタミンC誘導体、その他植物エキスの種類に関してはそれほど大きな違いがないようです。
ブクリョウやチンピなど、ノーマルにはなかったエキスもありますが、これをもってエクセレントとするというわけでもなさそう。
実は、大きな違いは乳液の"乳"の部分にあるようです。
ノーマルの乳液では、いかにも量産型といった風情のない乳化剤がベースでしたが、エクセレントの方では大きくこの部分が改良されている印象です。
乳化剤、オイルの違いで最も顕著なのはさらっとした感触、広げやすさ。
ノーマル雪肌精もベタベタになるということではありませんが、かなりしっとりとした感触であることは間違いありません。
それに対して、乳液エクセレントの方は出かける前に使っても違和感を感じないほどさらっと仕上がる印象。
くわえて、肌の上での延びもよく、使いやすさが段違いに快適となるでしょう。
いわば乳液としてのベースの部分に大きな性能の違いがあり、それがエクセレントたる所以になっている模様です。
ノーマルの方ではほとんど見かけなかったシリコン系の乳化剤類がこれでもかと配合されており、肌を均一に覆う、保湿力を持続させるといった性能がかなりアップしているように見えます。
雪肌精比較でわずか1000円ほどの違いとなるので、どちらを選ぶべきかと聞かれたら間違いなくエクセレントの方が費用対効果は高いように思います。
植物エキスの種類に関してはさほど大きな違いがないので、ここの部分を重視するのであればそれほど変わりはありませんが。
環境や人体に対しての安心感という意味でも、わずかにエクセレントの方が上回っており、よりクオリティの高い製品を選びたい方にとっては良い選択肢と言えるでしょう。
効能としてはノーマルの方と同じく整肌効果中心とした構成に、有効成分であるビタミンC誘導体による抗酸化作用が中心となってくる製品です。
化粧品全体でこの値段と効果を考えると、いささか割高な印象がなくもないですが、知名度の高さや及第点以上と言えるクオリティを考慮すれば試してみる価値はあると言えるでしょう。
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