Ingredient Analysis

リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸

カチオン界面活性剤 優良成分 13件の商品に配合 ID: 44048
優良成分として評価されています
この成分は当サイトの解析において特に優れた素材として位置づけられています。安全性・品質の高い成分です。
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+30

安全性
+45

素材の品質
+40

使用感
基本情報
成分名リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸
慣用名・別名リノレアミドプロピルPG-塩化二アンモニウムリン酸塩
INCI名Linoleamidopropyl PG-Dimonium Chloride Phosphate
化学式C78H150Cl3N6O10P
分子量1469.4 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.1〜2%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +45
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +35
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +45
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +40
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

リノール酸由来の脂肪酸アミドにプロピル基・PGジモニウムクロリドリン酸基を付加した両性的カチオン性界面活性剤。構造中にカチオン性四級アンモニウム基とリン脂質様ホスフェート基を併せ持ち、毛髪のダメージ部(電気的に負帯電した疎水性損傷部位)に選択的に吸着。外側にリノール酸由来の脂質膜を形成し、保湿・コンディショニング・毛髪補修を同時に発揮する機能性脂質型帯電防止コンディショニング剤。ジメチコン複合体(ジメチコン誘導体)との組み合わせでさらに高次な補修効果を示す。

リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸の解析

リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸は、リノール酸(オメガ6系不飽和脂肪酸)を骨格とし、プロピルアミン鎖・PG(プロピレングリコール)基・四級アンモニウム塩(ジモニウムクロリド)・リン酸基を組み合わせた複合機能性成分である。その構造はまるで「鍵と鍵穴」の関係に例えられる。カチオン性の四級アンモニウム部位が、ダメージ毛髪の負帯電部位(キューティクルが剥がれた部分)に選択的に引き寄せられ、リン脂質様の構造が生体膜に近い形で毛髪表面に自己組織化する。

通常のカチオン界面活性剤(例:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム)が毛髪全体を均一にコーティングするのに対し、本成分はダメージ部位への選択的吸着が特徴であり、健康な部位への過剰コーティングによるベタつきや重さを軽減できる。また、リノール酸の不飽和脂肪酸鎖が毛髪内部の脂質欠損部を補い、柔軟性・潤い・滑らかさを同時にもたらす。

さらに本成分はジメチコン(シリコーン)との反応生成物(リノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸ジメチコン)として配合されることも多く、この場合は脂質補修+シリコーンコーティングの「1粒で2度おいしい」複合効果を発揮する。親水性のリン脂質部位がダメージ部に吸着しつつ、外側をシリコーンが疎水性コーティングすることで、補修と保護を同時に実現する先進的なアプローチである。

安全性の面では低刺激性が評価されており、敏感肌・敏感頭皮向け製品やナチュラルコスメへの採用事例も多い。ただし、四級アンモニウム塩である以上、過剰な蓄積による頭皮への刺激リスクはゼロではなく、高濃度配合や連用には注意が必要。パンテーンのミセラーシリーズなど洗い流しシャンプーへの採用実績も豊富で、洗浄と補修を同時に行える製品コンセプトとの相性が良い。

相性の良い成分

ジメチコン ケラチン パンテノール 加水分解コムギタンパク

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤(高濃度)

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