解析結果

Dove(ダヴ)ボディソープ 発酵&ビューティーシリーズ ハリ&うるおい (ボディウォッシュ)

カテゴリ:ボディソープ

🏆 2023年11月 ボディ洗浄料部門 第5位(VOCE)
販売開始から 3年2ヵ月22日(1179日)
Dove(ダヴ)ボディソープ 発酵&ビューティーシリーズ ハリ&うるおい (ボディウォッシュ)
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総合ランク

440個中 353

総合点

1.84
1.84

1mlあたり

2.3
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

81%以内
355位 / 436製品中
上位
Dove(ダヴ)ボディソープ 発酵&ビューティーシリーズ ハリ&うるおい (ボディウォッシュ)解析チャート
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DATA口コミ・販売データ

Amazon 24076 Amazonランク

@cosme 26 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性・EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収41件

リスクスコア 7/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 35件評価済み
CMR BHT
EU規制 安息香酸Na
EWG 3+ BHT(7)、EDTA-2Na(6)、EDTA-4Na(4)、PEG-40水添ヒマシ油(3)、PG(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、ココイルグリシンK(3)、トリデセス-9(5)、ピロクトンオラミン(4)、ミリスチン酸(3)、ヤシ脂肪酸K(4)、ラウリン酸(3)、ラウレス硫酸Na(6)、安息香酸Na(3)、水酸化K(8)
リスクスコア
7 / 100
解析安全性値
1.2 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 8
フラグ成分の詳細(2件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
フェノキシエタノール・ラウレス硫酸Na
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
79%
易分解性
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 43
植物エキス 4
コスパ
2.3
安全性
3.1
素材の品質
1.1
洗浄剤の品質
1.6
洗浄力
4.7
使用感の良さ
3.1
エイジングケア
2.3
ホワイトニング
2.9
保湿効果
3.2
スキンケア力
1.1
環境配慮
2.5
浸透力
3.3
即効性
4.6
持続性
4.3
ツヤ感
3.2
サラサラ感
3.5
優れた素材 0
注意素材 2
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

発酵により低分子化された2種類の発酵美容成分(アセロラチェリー発酵液、乳酸桿菌/ザクロ果実発酵エキス)とジャスミンエキス配合のボディウォッシュ。うるおいが肌の奥(角質層内)まで浸透し、古くなった角質を洗い流してうるおいを閉じ込め、乾燥の気に…
広告を含みます。

ANALYZEDDove(ダヴ)ボディソープ 発酵&ビューティーシリーズ ハリ&うるおい (ボディウォッシュ)の解説

ダヴ発酵ボディソープ、保湿力だけが突出している理由

解析チームです。「発酵」「ハリ&うるおい」という言葉が並ぶ、ダヴの意欲作ボディウォッシュ。保湿力だけ見れば文句なし——ただし成分表を深く読むと、見逃せないポイントが浮かび上がります。

概要

最初に結論から言います。保湿力4.7点は圧倒的トップクラス(業界平均3.0比+1.7点)。一方で全体的な安全性1.0点・配合成分のレベル1.2点はいずれも要注意水準です。この落差が、この製品を語る上での核心です。

スカルプケア/スキンケア性能は3.0点で標準的、使用感は3.4点で平均以上。VOCEボディ洗浄料部門5位受賞や口コミでの「ローションを塗ったあとのようなしっとり感」といった評価はこの保湿力の高さと整合します。ただしコスパは2.23点とやや物足りなく、成分の質を加味すると割高感があります。

解析ドットコム スタッツ — 業界平均(3.0)との比較

保湿力
4.7
圧倒的
使用感
3.4
平均以上
スキンケア性能
3.0
標準的
エイジングケア力
2.7
やや物足りない
コスパ
2.2
やや物足りない
配合成分のレベル
1.2
要注意
全体的な安全性
1.0
要注意
縦軸参考:60%位置が業界平均3.0点

注目成分

43種類の成分のうち、特に解析チームが着目した5成分を取り上げます。

グリセリン — 保湿力4.7点の立役者

EWGスコア1(最高安全)、推奨配合量3〜10%。三価アルコール構造により角層内の水分子を引き込む吸湿メカニズムは、50年以上の皮膚科学的エビデンスに裏打ちされています。本製品では成分表の7番目に位置しており、ボディソープとしては高めの配合が推測されます。さらに後半に配合されたアンズ核油・ブドウ種子油・ホホバ種子油・アルガン油・アボカド油の5種類のプレミアム植物オイルと組み合わせることで、洗い流す過程でも油溶性のエモリエント皮膜が残留し、「洗った後のしっとり感」という使用感3.4点のスコアを実現していると考えられます。ニューカッスル大学の研究(2010年)では、グリセリンが角層脂質二重層に直接取り込まれてバリア機能を補強することが確認されており、単なる吸湿以上の意義があります。

ナイアシンアミド — ポテンシャルを持つが配合位置に課題

EWGスコア1、医薬部外品承認成分(美白・育毛用途)。推奨配合量は2〜5%で、この濃度帯ではセラミド産生促進・メラニン転送抑制・バリア機能強化の3作用が臨床試験で確認されています(Duke University・Procter & Gamble共同研究, 2005年)。しかし全成分表では20番目に位置しており、配合量は推奨値の下限以下である可能性が高い。スキンケア性能が3.0点(標準的)にとどまる一因はここにあります。「発酵美容成分の力でうるおいが奥まで」という訴求と、実際の配合量の間には解析上のギャップが存在します。

レウコノストック/ダイコン根発酵液 × ナイアシンアミド — 発酵コンセプトの処方設計を読む

ダイコン根を乳酸菌(Leuconostoc属)で発酵させたこの成分は、バクテリオシン様物質・有機酸の生成によりパラベン・フェノキシエタノール代替の低刺激防腐剤として機能します。興味深いのは、成分間の相乗効果データとしてレウコノストック/ダイコン根発酵液×ナイアシンアミドの組み合わせが確認されている点です。抗菌ペプチドがバリアを整え、ナイアシンアミドがセラミド産生を促進するという機序的補完関係は、処方設計の意図を感じさせます。ただしどちらも配合表の後半に登場するため、相乗効果が発揮されるほどの配合量かどうかは慎重に見る必要があります。

余談ですが、国際化粧品原料辞書(INCI)のデータベースによると、「発酵エキス」と名のつく成分は製品全成分表での登場順位が後半になるほど、実際の配合濃度が機能的有効量を下回る傾向があることが複数の処方研究で指摘されています。発酵成分の「名前」と「量」は別物として見ることが、成分解析の基本です。

水酸化K(EWG8)— 安全性1.0点の主因

EWGスコア8(安全性懸念あり)、JP規制:劇物指定。成分表の4番目というかなり上位に位置します。本来はラウリン酸・ミリスチン酸・ステアリン酸などの脂肪酸をケン化して液体石鹸を生成する「石鹸化剤」として機能し、最終製品中では中和されて残存量は微量です。しかし高pH環境を一時的に形成し、皮膚のセラミド合成阻害や天然保湿因子(NMF)の流出を招くリスクがあります。さらにラウレス硫酸Na(EWG6)・EDTA-2Na(EWG6)・BHT(EWG7)が重なることで、全体的な安全性スコアが1.0点という極めて低い水準になっています。

BHT — CMR(変異原性疑い)成分の扱い

EWGスコア7、CMR分類2(変異原性・催奇性の疑い)。化粧品における通常配合量(0.01〜0.1%)での急性毒性は低く抑えられていますが、脂肪組織への蓄積性と環境残留性が懸念される酸化防止剤です。1970年代以降、食品での使用は多くの国で自粛・規制が進んでいます。本製品では植物油脂5種類の酸化劣化を防ぐための必要悪的配合と読み取れますが、より安全性の高いトコフェロール(ビタミンE)への代替が可能な箇所でもあります。

メリット・デメリット

メリット

  • 保湿力4.7点:圧倒的。5種の植物オイル+グリセリン配合は洗い流し製品として異例のうるおいコーティング
  • 使用感3.4点:モコモコ泡立ちが良く、洗浄後のしっとり感を口コミが裏付け
  • レウコノストック/ダイコン根発酵液採用でパラベンフリー設計に対応
  • ビサボロール(EWG2)による抗炎症補助で、洗浄刺激を一定程度カバー

デメリット・注意点

  • 安全性1.0点:要注意。水酸化K(EWG8・劇物指定)、ラウレス硫酸Na(EWG6)、BHT(EWG7・CMR2)が重複
  • PG(旧指定成分)配合。高濃度使用時の刺激リスクと界面活性剤との相乗刺激に注意
  • 発酵成分・ナイアシンアミドは成分表後半配合。「発酵美容」訴求と実効量のギャップ
  • ヤシ脂肪酸K(アルカリ性)がpH上昇に関与し、バリア機能への負荷が懸念

注意:成分間の拮抗関係

水酸化Kはカチオン系界面活性剤・セラミドと配合拮抗が報告されており、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドや植物オイルの機能を部分的に損なう可能性があります。また、ラウレス硫酸Naのカチオンポリマー(グアーヒドロキシ〜)との拮抗も指摘されており、コンディショニング効果の発揮効率が設計値より低下するリスクがある処方です。

まとめ

一言で言うと

Overall Score

2.21

524製品中 341位

保湿力 4.7
使用感 3.4
安全性 1.0
成分レベル 1.2

保湿力だけなら本物。でも成分の素顔は二面性がある」

保湿力4.7点という数字は、この価格帯のボディソープとして際立った強みです。5種類の植物オイル(アンズ・ブドウ種子・ホホバ・アルガン・アボカド)とグリセリンが連動し、洗い流しても肌表面にエモリエント皮膜を形成する設計は機能的に評価できます。

ただし、安全性1.0点という数字は軽視できません。水酸化K(EWG8・劇物指定)、BHT(EWG7・CMR2)、ラウレス硫酸Na(EWG6)、EDTA-2Na(EWG6)というEWGスコアの高い成分が重複している点は、日常的に全身使いするボディソープという用途を考えると、見極めが必要な構成です。

「発酵ブーム」に乗ったネーミングと訴求は巧みですが、アセロラチェリー発酵液・乳酸桿菌/ザクロ果実発酵エキスはいずれも成分表の後半に登場しており、スキンケア目的で期待するには配合量が心許ない可能性があります。

使用シーン別推奨度:

  • 乾燥肌で「とにかく洗い上がりのうるおい」を最優先する方:保湿力4.7点は本物。ただし長期継続使用と安全性を重視する場合は他の選択肢も視野に
  • 発酵スキンケア効果を期待する方:訴求と配合量のギャップが大きく、期待値調整が必要。洗い流さないスキンケアで発酵成分を別途補う設計が現実的
  • 安全性・低刺激性を重視する方:水酸化K・BHT・ラウレス硫酸Naの複合配合は懸念。他ラインの検討を推奨
  • 日々のシャワーで手軽に保湿したい方(健常肌):泡立ちの良さと使用感の良さは実用的。「保湿だけ」目的なら費用対効果を確認したい

口コミでは「ローションを塗ったあとのようなしっとり感」「泡立ちが早くモコモコ」という使用感への高評価が目立ち、使用感3.4点・保湿力4.7点のスコアとよく一致します。一方、成分精度への言及は見られず、安全性1.0点という解析上の懸念点とユーザー体験の間には温度差があります。

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