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総合点

0.2

総合ランク

2931個中 2854

成分数

25

植物エキスの数

1

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

1
パンテーンミー ミセラースカルプクレンズ シャンプー解析チャート
販売元による宣伝文
地肌クレンジングで、さらさら髪つづく。
・地肌クレンジング成分「ミセラー粒子」配合で、髪と地肌の毛穴の中の目に見えない地肌汚れまで、マグネット吸着。
・フランスで話題沸騰。ミセラーをヘアケアに!ミセラーとは、メイクチェンジが多いフランスのショーモデルが流行に火をつけた、ふき取りクレンジングのテクノロジー。濃いメイクをしっかり落とすのに、保湿も同時にしてくれる、優しい洗い心地が人気。
・夕方の髪と地肌のベタつきを抑える。
・プロビタミン美容液配合:パンテノール、パンテニルエチル(浸透性保湿成分)。
・3つの成分無添加:ノンシリコン・パラベン無添加・無着色。
パンテーンミー ミセラースカルプクレンズ シャンプー解析チャート
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パンテーンミー ミセラースカルプクレンズ シャンプーの解説

超ダメ級シャンプーで、それを感じさせないのがまた悪い

猛烈なクレンジング力。そんなに洗いたい?

ラウレス硫酸ナトリウムとラウリル硫酸ナトリウムのツートップによる無慈悲な洗浄力で頭皮を一掃するシャンプーです。

これは単純に脱脂力が強すぎる上に、浸透力も強いので肌荒れの原因に直結する点が駄目なのです。

なんでこれほど脱脂力が強いシャンプーを売るのか、皆さん疑問ですよね。

歴史を紐解けばわかる,ラウリル硫酸ナトリウムの事情

そもそもちょっと昔までは,シャンプーと言えば石鹸しか選択肢がない時代が長く続いていました。

ところが、石鹸はミネラル分の多い硬水地域(欧州など)では全く泡立たず、洗浄剤として機能してくれなくなるため、高温のお湯でないと使い物にならないなど問題が多かったのです。

そこで、ラウリル硫酸ナトリウムです。

ラウリル硫酸ナトリウムは、水道水のミネラル分に左右されず、また、石鹸のようにアルカリ性でないとダメということもなく、しっかりと泡立ち洗ってくれるお役立ちアイテムとして開発されました。

しかし、その圧倒的な脱脂力と浸透力ゆえに、肌荒れの症状を続発させたと言う黒歴史があります。

それらの副作用対策として、後年ラウレス硫酸ナトリウムという分子量の大きい浸透しにくいタイプの洗浄剤が開発されました。

というように、そもそもラウリル硫酸ナトリウムは問題児といってもいいような存在なわけです。

これは水道水が硬水であるヨーロッパの話であり、そもそも軟水地域である日本においてはダイレクトにラウリル硫酸ナトリウムの悪い面が出てしまうというおまけ付き。

浸透力をフルパワーで発揮されるということですね。そんな洗浄剤を未だに使い続けるメーカーがあるわけです。。

仕上がりの手触りに騙されてはいけない。シリコン入りのようなもの。

このシャンプーはラウリル硫酸ナトリウムベースということもあり,基本的に使えば髪も頭皮もボロボロです。

ただし、しれっとリノールアミドプロピルPGジモニウムクロリドリン酸という成分を添加しているところがいやらしい。

この成分はダメージ部分に選択的にくっつき、シリコンのような潤滑性をもたらす成分で、ちょっと気の利いたシリコンが配合されているようなイメージです。

そのため、ラウリル硫酸ナトリウムの実際にはパッサパサになるような仕上がりをベールで包んでしまうわけですね。

あくまでも一時的なものですし、実際には髪も頭皮も痛む結果となるシャンプーなのですが、それを感じさせないようにしているのが逆に嫌な感じなのです。

ラウリル硫酸ナトリウムの悪いところを解消しているのではなく、隠しているわけですね。

そういう意味では、二重三重にオススメしない理由が積み重なった本格派ダメシャンプーだとお伝えしたいわけです。

その他の部分の成分も○ソですし、十分非難に値するクオリティなわけですが、もうベースの部分だけで十分に底辺なので、とりあえず使わないと心がけていただければ良いかと思います。

結構洗いたいタイプでクレンジングシャンプーを探している方にも、このレベルはやりすぎ、と覚えておいてもらいたいです。

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